広瀬すずさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」(NHK総合月~土曜午前8時ほか)の第15週は「なつよ、ワクワクが止まらない」を放送。7月10日の第87回では、なつ(広瀬さん)が初めて原画を務める短編映画の制作が始まった。脚本家をたてない坂場(中川大志さん)のやり方に、麻子(貫地谷しほりさん)は難色を示しながらも、下山(川島明さん)を中心に、ストーリーの検討会が行われる。今まで口を閉ざしていた新人動画マンの神地(染谷将太さん)が、突如遠慮なく意見をぶつけてきて……。
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「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……。
第14週「なつよ、十勝さ戻って来い」は、東洋動画で短編の漫画映画制作が決定。なつと麻子は原画を任され、監督志望の坂場と企画を考える。何でも勝手に決めてしまう坂場のやり方に、なつと麻子は不安を覚える。北海道の柴田牧場にはなつの妹・千遥(ちはる、清原果耶さん)が来訪。富士子(松嶋菜々子さん)の連絡で、なつは会社を早退し、咲太郎(さいたろう、岡田将生さん)と十勝へ向かうが、丸2日かかる。柴田家の皆は必死に千遥を引き留めるが、彼女にはすぐに去らなければならない事情があって……という展開だった。
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