なつぞら:安定の夕見子節がさく裂? 第85回視聴率は20.0%

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第85回が7月8日に放送され、平均視聴率は20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。ドラマは同回から第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」がスタートしている。

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 第85回では、なつ(広瀬さん)が帰省中の柴田家に、北海道大学に通う夕見子(福地桃子さん)が帰ってきた。以前に増してはっきりとした物言いになった夕見子に、富士子(松嶋菜々子さん)や泰樹(草刈正雄さん)が振り回され、柴田家ににぎやかな日常が戻る。夕見子は「なつが(漫画映画を)作るなら『ヘンゼルとグレーテル』がぴったり」と助言し……という展開だった。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。

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