賀来賢人:「ライオン・キング」吹き替えに感慨 「シンバと一緒に成長」

イベントに登場した賀来賢人さん
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イベントに登場した賀来賢人さん

 ディズニーの人気アニメを実写化した映画「ライオン・キング」(ジョン・ファブロー監督、8月9日公開)のジャパンプレミアイベントが7月22日、東京都内で行われ、プレミアム日本語吹き替え版で主人公シンバの声を担当する俳優の賀来賢人さんが登場。賀来さんは「最初は難しさもあったんですけど、繊細な表情をするシンバを見ているうちに、どんどん自分も『ライオン・キング』の世界に入り込んだ感覚になった」と収録を振り返り、「一緒にシンバと自分も成長して、かつシンバを応援したくなるような気持ちになっていった」と感慨深げに語っていた。

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 今作の魅力を聞かれた賀来さんは、「葛藤だったり、悩みだったり、友情だったり、そういうすべてのテーマが入っているのが『ライオン・キング』。人生の普遍的なテーマというか、そこが見る人を引きつけるのでは」と分析。完成した映像を見て、「スタートからとんでもない映像美と壮大なスケールに圧倒された」と感動したことを明かし、「今まで見たことないエンターテインメントになっていると思う」と自信をのぞかせた。

 イベントには、王位を狙うシンバの叔父のスカーの声を担当する江口洋介さん、シンバの幼なじみのナラの声を担当する門山葉子さん、ファブロー監督も出席。ファブロー監督は日本語吹き替えキャストの演技について、「作品の出来はキャストのパフォーマンスにかかっていますが、(吹き替え版を)拝見してとてもうれしかった。キャラクターのスピリット、持っているものを皆さんがその声で表現してくださっていたから」と絶賛していた。

 「ライオン・キング」は、王子として生まれたライオン、シンバの成長を描く物語で、劇場版アニメは1994年に公開された。自分も父ムファサのような”王“になる日を夢見るものの、好奇心旺盛でまだ未熟なシンバに突如、悲劇が降りかかる。王位を狙うスカーのたくらみにより王国を追放されてしまい、1人飛び出したシンバは、まだ見ぬ世界での新たな出会いや冒険を通じ、王としての使命は何なのかを学んでいく……というストーリー。

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