映画興行成績:新海誠監督「天気の子」がV2 「アルキメデスの大戦」、仮面ライダージオウ&リュウソウジャーなど新作3本

劇場版アニメ「天気の子」のビジュアル (C)2019「天気の子」製作委員会
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劇場版アニメ「天気の子」のビジュアル (C)2019「天気の子」製作委員会

 7月29日に発表された27、28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「君の名は。」などの新海誠監督の新作劇場版アニメ「天気の子」が2週連続で首位を獲得した。土日2日間で動員は約70万4000人、興行収入は約10億1200万円を記録。累計では動員が287万人、興行収入が39億円を突破している。

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 初登場作品では、俳優の菅田将暉さん主演の「アルキメデスの大戦」(山崎貴監督)が、土日2日間で約20万2000人を動員し、興行収入は約2億6500万円をあげて3位にランクイン。公開初日の26日から3日間の累計では、動員約26万6000人、興行収入約3億4600万円を記録した。

 続く4位には、特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズとスーパー戦隊シリーズの劇場版2本立て「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(オーヴァー クォーツァー)」(田崎竜太監督)と「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!」(上堀内佳寿也監督)が初登場。土日2日間で動員約19万4000人、興行収入約2億4600万円をあげた。ほかにも、「ミニオンズ」や「SING/シング」などを手がけたイルミネーション・エンターテインメントの劇場版アニメ「ペット2」(クリス・ルノー監督)が、土日2日間で動員約17万5000人、興行収入約2億2300万円を記録し、5位スタートを切った。

 累計では、前回に続き2位をキープした劇場版アニメ「トイ・ストーリー4」(ジョシュ・クーリー監督)が、27日に公開16日目にして興行収入50億円を超え、ディズニー、ピクサーのアニメーション全タイトル中、史上最短となる記録を打ち立てた。28日までの累計では、動員415万人、興行収入55億円を突破している。今回6位の「アラジン」(ガイ・リッチー監督)は累計興行収入109億円、7位の「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」(湯山邦彦監督、榊原幹典監督)は17億円、8位の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」(ジョン・ワッツ監督)は28億円、10位の「Diner ダイナー」(蜷川実花監督)は10億円にそれぞれ達している。

 1位 天気の子
 2位 トイ・ストーリー4
 3位 アルキメデスの大戦
 4位 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer/騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!
 5位 ペット2
 6位 アラジン
 7位 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
 8位 スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
 9位 チャイルド・プレイ
 10位 Diner ダイナー

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