特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)に、ヒロインのツクヨミ役で出演している女優の大幡しえりさん。昨年8月のキャスト発表から約1年が経過し、「一番に思うのはとにかく早すぎるということ。現場でも最近は『もう終わっちゃうね』という話を一日に1回は誰かがしています」と明かす。テレビシリーズも残すところ約1カ月、「真の最終回」などと言われている“夏映画”「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(オーヴァー クォーツァー)」(田崎竜太監督)の公開(7月26日)に合わせて、現在の心境を語ってもらった。
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先日、「仮面ライダージオウ」の次作にして、“令和初の仮面ライダー”となる「仮面ライダーゼロワン」の放送が9月にスタートすることが発表された。
大幡さんが“最後の平成仮面ライダーヒロイン”として過ごす日々も、刻一刻と少なくなってきている。「次の仮面ライダーのキャストの方も決まって、自分たちのときはこうだったなって話をスタッフさん含めてよくしていて……。もうすぐで“卒業”を迎えるような心境です」と寂寥感(せきりょうかん)はピークに達しようとしているようだ。
以前のインタビューでは、仮面ライダーヒロインとして、子供たちの「憧れのお姉さんになれるかな」と心配していた大幡さんだが、「正直、『憧れのお姉さんになれた』という自信はあまりないです。ロケやイベントで毎回、思うのはファンの方々がすごく優しいなってこと。映画の1200人のエキストラが参加した大規模ロケのときも、毎カット、毎カット、オーケーが出る度に大きな拍手が起こって。本当に温かいなって感じました」と振り返る。
改めて「一つの役を1年間、演じ続けることができるって本当にありがたいこと」と作品に感謝する大幡さんは、「ツクヨミのキャラはこうだから、これはダメ、これはやってはいけないと決めつけないで、ツクヨミとしての基本的な部分、芯の部分さえ忘れなければ、あとは表情、表現はいくらでも広げられるって考えるようになった」と変化を告白。
さらに「単純に1クール(3カ月)の4倍の時間があって。その中で無限大に成長はできるなって感じていて。私はいまだに精いっぱいやるってことがほとんどを占めているけど、それでも、もっともっと役を楽しめる時間があるんだって気づけたし、今後も役を楽しめる女優になっていけたら」と目を輝かせていた。
「仮面ライダージオウ」は、2000年にスタートした「仮面ライダークウガ」から続く「平成仮面ライダー」シリーズの20作目の記念作で、最後の平成仮面ライダー作品となる。主人公の常磐ソウゴ(仮面ライダージオウ、奥野壮さん)は、時空を旅して、歴代平成仮面ライダーたちと出会いながら、「最高最善の魔王」になろうとする……。
「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」は、平成仮面ライダー“最後の劇場版”。「すべてのウォッチを集めたとき、覇道が切り開かれる」……。常磐ソウゴ=仮面ライダージオウ。その存在は最善か最悪か? そのとき現れたのは、歴史の管理者“クォーツァー”。王誕生に隠された大いなる陰謀が明らかになり、ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズ、すれ違うそれぞれの思惑が、一つの未来を決定する。世界は崩壊を始めてしまうのか? “オーマジオウ”とは? そして“仮面ライダージオウ”とは!? ついに「仮面ライダージオウ」最大の謎が明かされる……という内容。
※注:田崎竜太監督の「崎」は「立つ崎」
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