俳優の新田真剣佑さんが、10月から放送される高畑充希さん主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系、水曜午後10時)に出演することが8月29日、明らかになった。新田さんが連続ドラマにレギュラー出演するのは2018年1月期に放送された「トドメの接吻(キス)」以来、約1年半ぶり。今作は、スーパーゼネコンの花村建設に入社した主人公・北野サクラ(高畑さん)の同期の木島葵(あおい)を演じる。同期の月村百合役で橋本愛さんも出演。新田さんが高畑さん、橋本さんと共演するのは、今回が初めて。
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新田さんは「今回高畑さんとも橋本さんとも初めてご一緒させていただくので、どんな現場になるのか楽しみにしています。葵の10年間の成長と変化を楽しみながら演じられたらと思っています。3カ月間よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。
木島は、花村建設の入社後、配属までの研修期間にサクラと同じグループになった5人のうちの1人。国交省の幹部で厳格な父と、東大卒でエリート官僚の道を進む兄に強いコンプレックスを持っている。父、兄に続き、東大進学を目指すが不合格となり、米国の大学に留学。卒業後、帰国して「花村建設」に入社。新入社員ながら花村建設の社長を目指すと明言する野心家で、サクラとは対照的に上司とも部下ともうまくやっていける……というキャラクター。「葵」の花言葉は、「大望」「野心」などの意味を持つ。
ドラマの大平太プロデューサーは「今回、出演をお願いするために、初めて新田真剣佑くんに会ったとき、その圧倒的なオーラに驚きました」と話し、「葵は、家庭では、優秀過ぎる父と兄に疎外され、居場所がないけれど、反発する勇気もなくて、会社で、精いっぱい、虚勢を張っている。複雑で繊細な心を持つキャラクターを、彼がどのように演じるのか? 最初は、変わった動物でも見るような目で見ていたサクラが、彼にとって、かけがえのない存在になっていく10年間の変遷も丁寧に描いていくつもりです」とコメントしている。
「同期のサクラ」はオリジナルドラマで、過疎の離島で育ち、花村建設に入社したサクラと同期たちの10年間を、1話ごとに1年ずつ描く。「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」「女王の教室」(いずれも日本テレビ系)などで知られる遊川和彦さんが脚本を担当する。
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