ジャンプ:元編集者のマンガ技術講座ブログ開設 「ドラゴンボールの敵はなぜいつも2人組?」

マンガ誌「週刊少年ジャンプ」の元編集者・齊藤優さんのブログ「元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく」のビジュアル=集英社提供
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マンガ誌「週刊少年ジャンプ」の元編集者・齊藤優さんのブログ「元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく」のビジュアル=集英社提供

 マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で「銀魂」「HUNTER×HUNTER」などのヒット作の編集担当を歴任した齊藤優さんのブログ「元週刊少年ジャンプ編集者が漫画家から学んだことを書いていく」が9月6日に開設された。同誌編集部が運営するユーザー投稿型のマンガアプリ「ジャンプルーキー!」からのデビュー作家が100人を突破したことを記念して開設したブログで、齊藤さんが新人マンガ家向けに「具体的で」「すぐ使える」マンガ技術を更新していくという。

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 ブログの第1回は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を例に、「1秒でマンガが読みやすくなる方法」について紹介。今後、更新予定の第2回では「『僕のヒーローアカデミア』に学ぶ1コマ1情報」、第3回では「『DRAGON BALL』の敵はなぜいつも2人組なのか」を紹介していく。

 齊藤さんは、「銀魂」「HUNTER×HUNTER」「アイシールド21」「ワールドトリガー」「黒子のバスケ」「ニセコイ」など多くのヒット作の担当を歴任。2018年から同社でキャラクタービジネス室副室長を務めている。忘れられない原稿取りの第1位は、「『銀魂』で、締め切りを大幅に超過した描き途中の原稿をひったくり、印刷所に向かうタクシーの後部座席で、空知(英秋)先生がペン入れしていた回」だという。

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