ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
元「SUPER☆GiRLS」メンバーで女優の浅川梨奈さんが出演している映画「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」(河合勇人監督)が9月6日から公開中だ。映画は秀才が集う秀知院学園を舞台に、人気グループ「King & Prince」の平野紫耀さん演じる生徒会長・白銀御行と女優の橋本環奈さん演じる四宮かぐやの“恋愛頭脳戦”を描いた作品。浅川さんは白銀、かぐやと同じく生徒会に所属する“脳内お花畑”な藤原千花を演じている。今年1月に「SUPER☆GiRLS」を卒業し女優業に専念して以降、話題作への出演が相次ぐ浅川さんに、現在の活躍ぶりへの自身の思いや今作の撮影エピソードなどを聞いた。
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「かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~」は、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の赤坂アカさんの人気ラブコメマンガが原作。プライドが高く「自分から告白したら負け」と互いに考えている生徒会長の白銀と副会長のかぐやが、いかに相手に告白させるかに知略を巡らせる姿を描く。今年1~3月にはテレビアニメも放送された。映画では生徒会会計の石上優役で佐野勇斗さん、かぐやから恋愛相談を聞かされる柏木渚役で池間夏海さん、かぐやを支える近侍・早坂愛役で堀田真由さんらも出演している。
浅川さん演じる千花は、白銀とかぐやの攻防にまったく気づいていない、生徒会きっての“脳内お花畑”キャラ。ピンク色の髪、頭にリボン……とビジュアルも強烈だ。髪はウイッグで臨んだといい、複数パターンからもっとも違和感がなく、原作に近いものを探した。その結果、インパクトある派手なビジュアルが完成したという。「千花ちゃんは“ザ・2次元”なキャラなので、3次元に落とし込むときにどこまでするか、というのが難しかった点でした。ただ、御行くんとかぐやをかき乱すキャラなので、遠慮しちゃうと作品として面白くなくなっちゃうから、やり切っていいのかな、と。ビジュアルもやり切って、できるだけ原作の千花ちゃんに寄せられるように気をつけました」と振り返る。
役作りでは、河合監督と相談させていただきながら原作とアニメを参考にした。「アニメを拝見したら、小原好美さんが命を吹き込んだ千花ちゃんがいて。原作よりも動きや声が想像しやすい部分や色付けされたところがあったので、やっぱりアニメを大切にしようと思いました」と話す。劇中では千花になり切り、普段の「5割増しぐらい」の高い声で演じた。
練習は「携帯のボイスレコーダーに、千花ちゃんの台本で声をあてていました。それを聞きながらiPadでアニメを流して、目の前には台本……というよく分からない状態でした」と笑い、「千花は石上くんと一緒にいることが多いので、佐野さんに『ちょっと今日は低いかも』『ちょっと高いな』とか、いつもチューニングしていただいていました」と明かす。
平野さんとは映画「honey」(2018年)でも共演経験がある浅川さん。ただ、前回は一緒に撮影した期間が短く、あまり会話はできなかったといい、「今回は一緒に撮影をさせていただいて、新しい面も見られたりと、すごく楽しかったですね」と話す。
一方、橋本さんとは今回が初共演。橋本さんについては、以前のインタビューでも「憧れの存在」と語っていた浅川さんは「可愛いし、キャラクターもいいし、振り切るところも好きだし、ただただファンだった」と改めて熱く語り、「共演させていただいてさらにファンになりました」とほほ笑む。2人の関係については「すごく冷たい反応をいただくんです……でも、なんだかんだ私のこと好きなんですよ(笑い)」と笑い、収録の合間に橋本さんが楽屋に遊びに来たエピソードを明かし「今回仲良くさせていただいて、こんなに幸せなことないなと思いました」と喜ぶ。そんな2人との共演について、浅川さんは「にぎやかなお二人から真剣なお二人まで、いろいろな姿を見せていただいて……。どんなに撮影が長くなっても、誰よりもお二人が現場を明るくしてくださったので、やっぱりすごいな、と思うところがたくさんあって。お二人とご一緒できて幸せだったなと思っています」と語る。
ちなみに、恋愛における駆け引きがテーマの今作だが、浅川さん自身は駆け引きをするタイプ? 「駆け引きとかできないです(笑い)。真っすぐドーンと突き進んで、壁にドーンと当たるタイプ」と即答。「駆け引きや交渉が苦手。思ったことを思ったままドーンと伝えたいタイプなので、この恋愛頭脳戦は『即、負けるな』と(笑い)」と苦笑いで話す。
浅川さんは「SUPER☆GiRLS(スパガ)」を今年1月に卒業。以降は、ハードなバイオレンスシーンに挑んだ「血まみれスケバンチェーンソーRED」や「リケ恋~理系が恋に落ちたので証明してみた。~」では主役のツンデレ理系美女を演じるなど、着実に女優としてのキャリアを積み上げている。浅川さんにとっても、やはり今は思い描いていた通りの状況なのだろうか。浅川さんからは「環境が一変しすぎて、いまだにふわふわしている状態」と意外な答えが返ってきた。
「この半年、ドラマも映画もいろいろ出演させていただいたんですが、自分があまり変わっていないのに周りがどんどん変わっていく環境に、まだよく慣れていなくて……」と率直な思いを明かす浅川さん。「ただ、よくも悪くもこの変わらない感じでいいのかな、と思いつつ、毎日一つ一つ、お仕事させていただいている状態です。今は、がむしゃらにやる、ということしか頭になくて。スタッフさんが信頼できる人ばかりなので、私は目の前のお仕事を頑張って、身を委ねていけばいいのかなと思っています」と話す。
自らを「少女マンガとかキラキラしたものとか、青春だったり友情だったりが好きな人間」という浅川さんだが、主演を務めた「TOKYO LIVING DEAD IDOL」や「血まみれスケバンチェーンソーRED」などに代表されるように、ゾンビ、改造死体、血しぶき……といった“キラキラ”とは対極に位置するような過激な作品への出演も多い。浅川さんも「なぜかお話をいただくのが、人殺し、サイコパス、血を浴びる、何かをぶった切る、ゾンビ、お化け……みたいな作品への出演が本当に多いんです」と苦笑いしつつ、「血はもう浴び飽きたぐらい、ありがたいぐらい浴びました」と笑う。
ただ、そういった過激な設定の作品も、今作のような学園ものも、どちらにも染まれるのは浅川さんの強みだ。「キャピキャピしたものや学園ものって、等身大で自分に近いから演じやすかったりもするじゃないですか。でも自分から遠いものって難しくて、自分に近いものって逆になんなんだろう、と考えることができるんです。血を浴びたり……という作品への出演があるからこそ、今回みたいな可愛い役をやるとギャップが生まれる。そこはすごく自分にとってプラスだなと思います」と貪欲な姿勢を見せ、「両方できるんだ、と思ってもらえるように、違った演じ方というのを極めていきたいなと思います」と意気込む。
今後、ますます女優としての活躍に期待がかかる浅川さん。最後に、女優として大事にしている思いを聞くと、「気持ち」という答えが返ってきた。「プライベートでも仕事のときでも、そのときに感じた気持ちって、そのときにしか感じられないもの。そういう感情がいつか役に立つことがあるんだなと思うので、一瞬一瞬、感じたことをできるだけ忘れないようにしたい。現場で思ったことや感じたことを、ちょっとずつ自分の中に蓄えていけるように、ということを大事にしたいと思っています」と力強く語った。
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2024年11月22日 08:00時点
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