なつぞら:視聴率23.8%で番組最高を更新! なつ、東洋動画にお別れ

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん
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NHKの連続テレビ小説「なつぞら」主演の広瀬すずさん

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第139回が9月9日に放送され、平均視聴率は23.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。4月17日の第15回でマークした23.6%(同)を上回り、約5カ月ぶりに番組最高を更新した。

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 第139回では、なつ(広瀬さん)が東洋動画を辞める日。なつは、仲(井浦新さん)や井戸原(小手伸也さん)、堀内(田村健太郎さん)らとあいさつを交わし、これまで仲間とともに試行錯誤してきた日々を思い出す。アニメーターたちに拍手で見送られる中、なつは18年間勤めてきた東洋動画を去る。そして、いよいよマコプロ入りし、麻子(貫地谷しほりさん)や坂場(中川大志さん)や神地(染谷将太さん)らと、満を持して新しい企画に挑戦する。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びたものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎、妹・千遥と別れ、父の戦友だった柴田剛男に引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神とともに人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人、山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリー。

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