木村佳乃:米国初の日系女性大統領役「驚いてひっくり返った」 YouTubeでヒラリー・クリントンの演説を研究

映画「記憶にございません!」の初日舞台あいさつに登場した木村佳乃さん
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映画「記憶にございません!」の初日舞台あいさつに登場した木村佳乃さん

 女優の木村佳乃さんが9月13日、東京都内で行われた俳優の中井貴一さんの主演映画「記憶にございません!」(三谷幸喜監督)の初日舞台あいさつに登場。米国初の日系女性大統領を演じた木村さんは「オファーをいただいたときは驚いてひっくり返った。中学校時代にアメリカに住んだことがあってよかった。両親に感謝したい」と笑顔でコメント。役作りでは、「大統領として英語をしゃべるので、YouTubeでヒラリー・クリントンさんの演説をたくさん見ました」と明かし、「外国の方は手ぶりが多いので、一生懸命手を使いながら頑張りました」と説明した。

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 そんな木村さんに三谷監督は大統領役について、「本当は男性のアメリカの俳優さんにお願いしようと思ったんですけど、ちょっとギャラの関係で……。ジャック・ニコルソンにもトム・ハンクスにも断られたら、そうしたらもう木村佳乃しかいない」とジョークを交えて話すと、木村さんは「もうやだあ~」と大笑いしていた。

 舞台あいさつには、ディーン・フジオカさん、石田ゆり子さん、草刈正雄さん、佐藤浩市さん、小池栄子さん、斉藤由貴さん、お笑いコンビ「ジャルジャル」の後藤淳平さんも出席。

 映画は、政界を舞台にしたコメディー。国民から嫌われ、史上最低の支持率になった首相の黒田啓介(中井さん)は、一般市民の投げた石が頭に当たり記憶喪失になってしまう。金と権力に目がない悪徳政治家から、一夜にして善良で純朴な普通の“おじさん”に変貌してしまった黒田は、政界の混乱を避けるため、国民や大臣らに、記憶がなくなったことを隠しつつ、公務をこなすが、やがて本気でこの国を変えたいと思い始め……というストーリー。

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