いだてん:第35回「民族の祭典」 嘉納治五郎、IOC総会で熱く訴え ベルリン五輪が開幕し…

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第35回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第35回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第35回「民族の祭典」が9月15日に放送される(NHK総合、日曜午後8時ほか)。1936年夏、ベルリンで4年後の次回オリンピック開催地を決めるIOC総会が始まり、嘉納治五郎(役所広司さん)は「日本で平和の祭典を!」と熱く訴える。その直後に開幕したベルリン五輪は……。

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 政権を握るナチスが総力をあげて運営する大規模な大会となったベルリン五輪は、田畑政治(阿部サダヲさん)を圧倒し、当惑させる。そして、マラソンでは金栗四三(中村勘九郎さん)と同じハリマヤ足袋を履くランナーが出場。水泳では前畑秀子(上白石萌歌さん)のレースが迫る。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

 第34回は、1936年2月、陸軍青年将校らのクーデター「二・二六事件」が発生。閣僚らが暗殺される。田畑の勤める新聞社も襲撃を受け、戒厳令下の東京で五輪招致活動を続けることに田畑は葛藤。五輪招致を巡って治五郎とも対立するが、IOC会長の候補地視察の案内役を任される……という展開だった。

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