緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第16回「さらば源内、見立は蓬莱」が、4月20日に放送され、安田顕さん演じる平賀源内の最期が描かれたが、そんな源内をはめた“黒幕”候補に視聴者の注目が集まった。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。
第16回では、家基(奥智哉さん)の急逝した事件は、確固たる証拠を得ぬまま幕引きとなる。意次(渡辺謙さん)は、源内にこれ以上詮索を控えることを告げると、源内は激怒する。一方、蔦重(横浜さん)は、源内の住む“不吉の家”と呼ばれる屋敷を訪ね、正月に出す戯作の新作を依頼するも、時折、奇妙な言動を繰り返す様子が気になっていた。
そんな矢先、蔦重や意次のもとに、“源内が人を斬った”という知らせが入る。意次は獄中の源内から、意次が頼んだという「屋敷の普請話」を聞かされるが、当の意次はまったく心当たりはなかった。
終盤、蔦重は、須原屋市兵衛(里見浩太朗さん)らと意次の屋敷を訪ねる。蔦重は、源内が書き残した「死を呼ぶ手袋」の原稿には続きがあり、持ち去られた形跡から、“あの場”には他の人間がいたはずだと訴える。さらに須原屋たちは、源内はずっと以前に刀を売り払っており、携えていたのは竹光だったこと、今回、酒に酔っての凶行とされているが、源内は下戸であることなど不可解な点が多いことから、意次に源内を救ってほしいと嘆願する。
しかし、「死を呼ぶ手袋」の原稿に目を通した意次は、真相究明にどこか及び腰で、「今のやつ(源内)ならやりかねん」とまで口にする始末。そうこうするうちに、源内が獄死したことが伝えられると、蔦重はショックからか、その場を立ち去ろうとする意次に向かって「田沼様は、源内先生に死んでほしかったんじゃねえすか。田沼様は、源内先生に何かまずいことでも握られてたんじぇねえすか」と疑問をぶつける。
ここで意次は踵を返し「俺と源内の間には漏れてはまずい話など山ほどある」と認めた上で、「何を口走るか分からん狐憑きはおそろしいからな」と説明するが、納得のいかない蔦重は周りに押さえつけられながらも「忘八…この忘八が!」と暴言を吐くのを止めなかった。
その裏では「源内……言うたではないか。お前のために忘れよと」と涙する意次。すると場面が変わり、一橋治済(生田斗真さん)の姿が映し出される。薩摩の芋を味わう治済の屋敷の庭では、“続きの原稿”が燃やされていて……と展開した。
今回も治済が黒幕かのような描写に、SNSでは視聴者が反応。「こんな穏やかなイケメンが黒幕…」「一言だけ言わせて!『またお前かーー!!』」「うわー、一橋治済むかつくわー」「源内さんもはめられた…」「べらぼうの政治パートが鎌倉殿みたいになってる」「どんどん退場していく」といった感想が次々と書き込まれた。
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