ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
森川ジョージさんの人気ボクシングマンガ「はじめの一歩」(講談社)の舞台版「リアルファイティング『はじめの一歩』The Glorious Stage!!」のキャストが9月18日、発表され、俳優の後藤恭路さんが主人公の幕之内一歩、テレビアニメで青木勝の声優を務めた高木渉さんが、一歩が所属するジムの会長で、ボクシングの師の鴨川源二を演じることが分かった。
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俳優の滝澤諒さんが一歩の永遠のライバルである宮田一郎役、松田凌さんが「浪速のロッキー」の異名を持つ千堂武士役で出演することも発表された。スタッフ、キャストのコメントも公開された。
「はじめの一歩」は、気弱な少年・幕之内一歩が、ボクシングと出合い、素質を開花させながら成長する姿を描いたマンガ。1989年に連載がスタート。コミックスが125巻まで発売されている。テレビアニメも放送され、人気を集めた。
舞台は、テレビアニメで幕之内一歩の声優を務めた喜安浩平さんが作・演出を担当する。2020年1月31日~2月9日に品川プリンスホテル ステラボール(東京都港区)で上演される。
作・演出:喜安浩平▽音楽:和田俊輔▽振り付け:HIDALI▽ファイトコーディネート:冨田昌則
幕之内一歩:後藤恭路▽宮田一郎:滝澤諒▽千堂武士:松田凌▽鷹村守:滝川広大▽伊達英二:松本寛也▽間柴了:岡本悠紀▽青木勝:塩田康平▽木村達也:高橋奎仁▽速水龍一:橋本真一▽冴木卓麻:山口大地▽ヴォルグ・ザンギエフ:才川コージ▽梅沢正彦:神坂優心▽間柴久美:未来▽幕之内寛子:久下恵美▽鴨川源二:高木渉
例えば、1年後にリカルド・マルチネスと試合をしてください、先方からの指名です。そう話を向けられたとしたら。オファーを受けたときの恐怖のほどがご想像いただけるだろうか。あの大長編をどう切り取るのか。説得力のある体と、心情を理解できる知性を併せ持つ俳優がそろえられるのか。当然のように不安は無数で、誰かがやるとなったら、間違いなく、やめといた方がいいという私だ。愛あればこそファンの方々は厳しい。舞台で表現できる部分は存外少ない作品だとも思う。だって、本当に殴るわけにはいかないのだから。でも、やるなら自分しかいない、とも思いました。
託していただけたことを光栄に思います。脚本だけでなく、演出として現場で共に悩み苦しめることが、うれしくてなりません。私の知っていることを惜しみなく注ぎこんで、座組一丸となって戦います。今もなお進み続ける、偉大な伝説に挑みます。「あの線」の向こう側へ踏み込むような挑戦です。劇場で、その結果を確かめてください。
小さいころからアニメを何度も見ていたので、決まったときはうれしくて泣きました。格闘技を習い始めたのも「はじめの一歩」の影響がとても大きいです。舞台化が決まる前から出演するのが夢で、「はじめの一歩」の主役として選んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本番に向け、原作のファンの方、ボクシングファンの方をがっかりさせないように体作りを基盤とし、格闘のリアルな動きからキャラクターの心境などの細かいところまで再現できるように、意識を高めて役作りをしたいと思っています。今後のけいこや舞台の演出が楽しみです。
アニメ版「はじめの一歩」では喜安(浩平)くんが幕之内一歩、そして僕は青木勝を演じさせていただきました。その喜安くんが作・演出の舞台だなんて本当にすてきです! そして、鴨川会長は僕。え? 僕が? というのが正直な気持ちではありますが、何か期待されているのであれば全力で臨みたいと思っております。「はじめの一歩」舞台化への興味と、鴨川会長という大役への挑戦、そして共演者の皆さんの若きパワーを受けながら、どんな舞台になっていくのか、今は未知な部分に気持ちが高ぶっています。まずはけいこから……皆さんも楽しみに待っていてくださいね。
誰もが一度は耳にしたことがある、そんな偉大な作品の主人公のライバル役として携わらせていただけることを心から光栄に思っています。ボクシングという自分にとって未知であるものに飛び込んでいく不安はありますが、それ以上にワクワクした気持ちでいっぱいです。“宮田一郎”という人間に真摯(しんし)に向き合い、彼の人生をこれからもっと深く知っていき、生き、そしてたくさんの方々に愛していただける舞台版「はじめの一歩」が作れるよう身を削って頑張っていきます。温かい応援よろしくお願いします。あいつには負けない。
この度、千堂武士を演じさせていただきます、松田凌と申します。このような大役を与えていただき、光栄に思う半面、責任も強く感じております。強さとはなんなのか。自分の生まれ故郷である西を背負って、板の上に立つよう尽力いたします。2020年、新年を迎えるころにはこの演者、スタッフの皆様と共に大きな「はじめの一歩」を踏み出したいと思います。