横浜流星:吉高由里子と純愛映画ダブル主演 キックボクサー役初挑戦で「肉体改造も」

映画「きみの瞳が問いかけている」でダブル主演を務める吉高由里子さん(左)と横浜流星さん(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
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映画「きみの瞳が問いかけている」でダブル主演を務める吉高由里子さん(左)と横浜流星さん(C)2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会

 女優の吉高由里子さんと俳優の横浜流星さんが、2020年秋に公開される映画「きみの瞳(め)が問いかけている」でダブル主演を務めることが10月1日、明らかになった。キックボクサーだったが、ある事件が原因で心を閉ざしてしまった、横浜さん扮(ふん)する篠崎塁と、吉高さん演じる不慮の事故で視力と家族を同時に失いながらも、明るくけなげに生きる明香里の純愛を描く。吉高さんと横浜さんは初共演で、空手の世界選手権の優勝経験がある横浜さんがキックボクサーの役に初挑戦する。

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 横浜さんは、キックボクサーを演じることについて「今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ない」とメッセージを寄せている。

 映画は韓国で2011年に公開された映画「ただ君だけ」が原案。「ただ君だけ」は、チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務め、盲目の女性に報われることのない無償の愛をささげ続ける男を描いた「街の灯(ひ)」が礎となっている。映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2014年)、「フォルトゥナの瞳」(2018年)などの三木孝浩監督がメガホンを取り、10月中旬にクランクインする。

 ひょんな勘違いから出会ってしまった明香里と塁。かたくなだった塁の心は、明香里の明るさで解きほぐされ、天涯孤独だった明香里の寂しさは、塁の実直な声と言葉で埋められていった。しかし、明香里が失明した事故と自分が経験した事件に接点があることを知った塁は、明香里の目の手術代を稼ぐため、高額な賞金が賭けられた不法な賭博試合のリングに立つことを決意する……という展開。

 ◇吉高由里子さんのコメント

 今回、私が演じさせていただく「明香里」という役は、ある事故により視力を失ってしまった女性です。脚本を読ませていただいたとき、目が見えなくなっても、明るく前向きに生きていこうとする彼女がすごく魅力的だなと感じました。

 また1人の男性と出会うことによって変化していく互いの運命の残酷さとはかない部分を表現できればと思います。難しい役への挑戦となりますが、今回三木監督とまたご一緒できることがとても心強いです。そして横浜さんと一緒にこの2人の物語を純粋に育んでいくことを楽しみにしながら、撮影を心待ちにしたいと思います。

 ◇横浜流星さんのコメント

 台本を読んで、愛についてすごく考えさせられました。孤児な男が1人の女性に出会い、ひかれ、閉ざしていた心を開いていく姿を繊細に表現できたらと思います。また、人を愛することの素晴らしさをこの作品を通して伝える事ができればいいなと思います。

 個人的には、今キックボクシングの練習をしつつ、肉体改造もしています。空手が体に染み付きすぎていて、キックボクサーの動きに修正する作業はとても難しいですが、撮影が楽しみで仕方ないです。

 三木監督とはお会いした時にこの役は横浜くんしかいない。というありがたいお言葉をいただきました。その言葉を胸に、全力で撮影に臨みたいと思いますし、今回本格的にご一緒することができてうれしいです。吉高さんとご一緒するのは初めてですが、今回ご一緒することができてとても光栄に思います。吉高さん演じる明香里を心の底から愛し、支えられるように全力で篠崎塁として生きたいと思います!

 ◇三木孝浩監督のコメント

 自分にとってターニングポイントとなった作品「僕等がいた」でご一緒した吉高由里子さんは、まさに戦友のような存在であり、またこうしてタッグを組めることを本当にうれしく思います! 彼女のあふれる優しさとひたむきさがこの愛の物語に新たな輝きをもたらしてくれると確信しています。そして、今もっとも勢いがあり、ほとばしる熱量を内に秘めた俳優・横浜流星くん。この2人がどう化学反応を起こすのか? 今から本当に楽しみです!!

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