平祐奈:「まだ結婚できない男」に主人公・桑野のめい役で出演 結婚するなら桑野もアリ?

連続ドラマ「結婚できない男」の大阪での会見に登場した平祐奈さん
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連続ドラマ「結婚できない男」の大阪での会見に登場した平祐奈さん

 女優の平祐奈さんが10月5日、出演する連続ドラマ「まだ結婚できない男」(カンテレ・フジテレビ系で10月8日スタート。火曜午後9時放送)のPRのため、関西テレビ(大阪市北区)で会見。人気ドラマの続編に出演した心境を語った。

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 平さんが演じる中川ゆみは、阿部寛さんが扮(ふん)する独身建築家・桑野信介のめい。初代の「結婚できない男」の時は小さな子供で、今回は女子大生に成長している。「『結婚できない男』放送のときはまだ7歳で、その続編に大きくなって出演できるのはすごくうれしかったけど、キャストの皆さんが豪華な方ばかりなので、その世界に私が入っていいのか?という緊張がありました。でも皆さんが温かくて、常に笑っているような空間です」と撮影現場のアットホームな雰囲気を語った。

 ゆみはクールな性格で、桑野に不思議なシンパシーがあるという設定。このキャラについては「正反対の部分も多いから(演じるのは)難しいけど、私も焼き肉や映画館とか、一人でどこでも行けるので共感はできます。最近は日常生活でも『ゆみだったらこういう考え方するな』と思うことが増えました」と、役とシンクロしてきているという。

 また、「桑野と似ている」ということで、阿部さんの演技を取り入れたり、撮影の合間にもよく話しているそう。「(桑野の)ちょっと鼻で笑うところとかを、参考にしています。『家ではどうやって育ったの?』と聞いてくれて、『僕も自分の娘には、20歳まで炭酸とコーヒーを飲ませないようにするよ』と言ってました(笑い)」と裏話を明かした。

 タイトルにちなんで「結婚」について聞かれると、「兄弟みんな結婚してるので願望はすごくあるんですけど、一人でも生きていけるだろうな……」と苦笑い。理想のタイプは「落ち着いていて寛大な、中身がおじいちゃんのような人。桑野は言ってることがキツいけど、ちゃんと愛があるので、一緒に過ごしていたら慣れてきそう」と桑野も“アリ”だと打ち明けた。

 「まだ結婚できない男」は、阿部寛さん主演で2006年に放送された「結婚できない男」の続編。前作から13年がたち、53歳になってもまだ結婚できていない、傲慢な建築家・桑野信介(阿部さん)。マイペースに独身生活を謳歌する中、離婚裁判中の有希江(稲森いずみさん)、その弁護を担当するまどか(吉田羊さん)、隣に越してきた早紀(深川麻衣さん)らとの新たな出会いによって、日常に変化が訪れる……というストーリー。10月8日から毎週火曜午後9時に放送。初回は15分拡大。

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