岩田剛典:“月9”「シャーロック」で「チャレンジしたい」 ディーン・フジオカとは「まろやかで良い距離感」

10月7日スタートの連続ドラマ「シャーロック」で若宮潤一を演じる岩田剛典さん(C)フジテレビ
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10月7日スタートの連続ドラマ「シャーロック」で若宮潤一を演じる岩田剛典さん(C)フジテレビ

 ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の岩田剛典さんが、俳優のディーン・フジオカさんが主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時、10月7日スタート)に出演する。岩田さんは、2014年10月期に放送された同局の「ディア・シスター」で連ドラ初レギュラーを経験。それから5年、再び同局の連ドラに出演し「不思議な気持ちになりました。当時の自分とは何もかもが違う。昔はできなかったことにチャレンジしたい」と語る岩田さんに、撮影現場での取り組み、ディーンさんとの初共演、作品の魅力などについて聞いた。

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 「シャーロック」は現代の東京を舞台に、主人公の犯罪捜査専門コンサルタント、誉獅子雄(ほまれ・ししお=ディーンさん)と、精神科医の若宮潤一(岩田さん)がバディーを組み難事件を解決していく姿を描く。岩田さんは、バディーを組むディーンさんについて「芝居のことをいつも考えていて、俳優としてのプライドをすごく感じます。一言でいうとすてきな方です」と語る。「お互い音楽が好き。作曲の話をしたり。まろやかで良い距離感、とても居心地の良い方です」と声を弾ませていた。

 撮影現場については「僕が一番年下で大人の雰囲気。とても刺激になっています」と語り、演技については「台本から、いかに(演技で)面白くするかということにこだわる演出。(求められる演技の)意図をくみ取ったり、瞬発力が試されます」と話す。

 岩田さんは「ディア・シスター」以降、「HiGH&LOW」シリーズ、連ドラ「砂の塔~知りすぎた隣人」(TBS系)のほか、映画などにも出演。2018年4月期に放送された「崖っぷちホテル!」(日本テレビ系)で連ドラ主演も経験した。5年前に比べ「台本を読んで、(シーンの描写や演技が)想像できるようになった。作品を重ねて想像できることが多くなったんだと思います」と成長を実感していると話し、「リハーサルでやってみて違うなとか、ハマる部分があったり、現場での遊び方が第1話からできていると思います」と手応えを感じている。

 「シャーロック」は、アーサー・コナン・ドイルが生んだ、世界一有名なミステリー小説「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。原作のジョン・ワトソンにあたる若宮については「(原作のシャーロック・ホームズにあたる)獅子雄に振り回される役。能動的に動かずリアクションばかりで表情豊かになっている気がします(笑い)。キャラクターのチャーミングさや、せりふの軽快な掛け合いなど、バディー感を楽しんでもらえそうな実感があります」と自信ものぞかせた。

 さらに、ドラマについては「原作をリスペクトさせていただきつつ、脚本を担当している井上由美子さんが、今の時代だからこそ起きそうな事件をオリジナルの脚本で描いていて、骨太の感じ。西谷弘監督がエンタメの強さを味付けしてくれていて、良いバランスになっていると思います」と、見どころを語っていた。

 「シャーロック」は10月7日から毎週月曜午後9時放送。初回は30分拡大版で放送される。

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