注目ドラマ紹介:「まだ結婚できない男」 あの“桑野信介”が帰ってきた 阿部寛の話題作が13年ぶり復活!

俳優の阿部寛さんの主演ドラマ「まだ結婚できない男」の第1話の1シーン =カンテレ提供
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俳優の阿部寛さんの主演ドラマ「まだ結婚できない男」の第1話の1シーン =カンテレ提供

 2006年7~9月に放送された俳優の阿部寛さん主演の連続ドラマ「結婚できない男」(カンテレ、フジテレビ系)の続編が、「まだ結婚できない男」として、10月8日からスタートする。前作から約13年ぶりの“復活”となる続編は、前作の13年後が舞台。変わらず独身で「偏屈さにさらに磨きがかかった」という阿部さん演じる主人公・桑野信介の日常を描く。

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 「結婚できない男」は、偏屈で独善的で皮肉屋だが、どこか憎めない独身の建築家・桑野信介(阿部さん)が、女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯(しんし)に考えるまでの日常を描き、話題となった。続編では、前作に続き尾崎将也さんが脚本を担当する。

 第1話のサブタイトルは「相変わらず一人が好きで悪いか!!」。桑野信介は腕のいい建築士で、ルックスもさることながら収入も人並み以上だが、「メリットがない」という考えから結婚の経験はない。さらに、偏屈で皮肉屋、プライドが高くこだわりも強いので、恋人を作ることもなく、気楽なシングルライフを送っていた。

 母の桑野育代(草笛光子さん)と妹の中川圭子(三浦理恵子さん)は、そんな“結婚できない”桑野の性格を嘆くが、唯一、義弟の中川良雄(尾美としのりさん)だけは良き理解者。さらに、かつての部下で、現在は共同経営者の村上英治(塚本高史さん)も、長年の付き合いから桑野の性格を熟知していた。

 そんなある日、日課のエゴサーチで、桑野を非難している“やっくんのブログ”の検索ランキングの順位が上がっていることに気がつき、桑野は怒りをあらわにしていた。近所でたまたま事務所を構えていた弁護士の吉山まどか(吉田羊さん)に相談するが、例のごとく偏屈な発言を連発する桑野の言動に、まどかは戸惑いつつも「敵を作りやすい」とチクリ。しかし、嫌みなど意に介さない桑野は、後日、まどかの弁護士としての実力を測るべく裁判所を訪れ、驚くまどかを尻目に離婚裁判を傍聴するのであった。

 まどかは、夫からの離婚の申し出に同意しない妻・岡野有希江(稲森いずみさん)の代理人で、この日は原告である夫の浮気が争点に。しかし、浮気を決定づける証拠はなく、有希江は圧倒的不利な状況。閉廷後、偶然トイレで原告の夫と弁護士の話を聞いてしまった桑野は、「お金よりも平穏な暮らしがしたい」と和解の提案を受け入れようとする有希江に「和解はどうかな……」と、余計な口出しをしてしまう。

 一方、桑野が暮らすマンションの隣の部屋には、若い女性、戸波早紀(深川麻衣さん)が引っ越してきた。桑野は早紀の荷物をジロジロ見て話しかけたり、大音量でクラシックを聴いたりするが、そんな桑野に早紀は……?

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