佐久間由衣:初主演映画舞台あいさつで感極まる 瞳潤ませ「一つの形になってうれしい」

映画「“隠れビッチ”やってました。」完成披露舞台あいさつに登場した佐久間由衣さん
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映画「“隠れビッチ”やってました。」完成披露舞台あいさつに登場した佐久間由衣さん

 女優の佐久間由衣さんが11月4日、東京・六本木で開催中の「第32回東京国際映画祭」内で行われた、初主演映画「“隠れビッチ”やってました。」(三木康一郎監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに登場。瞳を潤ませた佐久間さんは、「こういうふうに、一つ形になったのがすごくうれしいです」と声を詰まらせ、「私自身、初主演というのもあり、できないこともあり、皆さんに支えてもらって、一つの形になった作品です。強烈なタイトルですが、愛の詰まった作品です」と感極まった様子だった。

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 インパクトのあるタイトルだが、佐久間さんはオファーを受けた際の心境について「タイトルを見たとき、『私、お嫁に行けなくなるのかな』と思いました。実際に台本を読ませていただいたら、精神的なビッチさと言いますか、承認欲求と向き合う話だったので、ぜひ挑戦させていただきたいと思い、受けさせていただきました」と語った。

 舞台あいさつには村上虹郎さん、大後寿々花さん、小関裕太さん、三木監督も登場した。

 「“隠れビッチ”やってました。」は、あらいぴろよさんの同名マンガエッセー(光文社)が原作。26歳の独身女・ひろみ(佐久間さん)の趣味と特技は異性にモテること。スキンシップや会話術で相手を翻弄(ほんろう)し、「好きです」と告白させたら“即フェードアウト”するひろみに、シェアハウス仲間のコジ(村上さん)と彩(大後さん)はあきれていた。ひろみは安藤(小関さん)のことが気になるが、数年ぶりの“負け試合”となる。安藤を本気で好きになっていたことに気づき、ショックを受け、やけ酒しているところを同じ職場の三沢(森山未來さん)に目撃されたひろみは、“隠れビッチ”という自分の過去と向き合い始めるが……というストーリー。

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