キン肉マン:実は“しくじり”だらけ? 麒麟・川島が人生の教訓を伝授 「しくじり先生 俺みたいになるな!!」

 人気バラエティー番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系、月曜深夜0時15分)の11月11日放送回で、連載40周年の人気格闘マンガ「キン肉マン」を題材にした授業が放送される。この日の放送では、大のマンガ好きというお笑いコンビ「麒麟」の川島明さんが教師として登壇。川島さんは「キン肉マン」を「日本マンガ史上最高のしくじり作品」と位置付け、作品から人生に役立つ教訓を学ぶ授業を繰り広げる。

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 川島さんは、「キン肉マン」の代表的なしくじりとして、「描き間違いが異常に多い」「キャラクターのデザインを平気で変える」「設定が破綻している」の三つを挙げ、それぞれ解説。また、同作では読者から募集した超人キャラを多数採用しており、人気芸人たちが考案したものも登場しているという。放送では、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんら生徒たちが超人のアイデアを披露する場面も。最後に、川島さんが独自の視点で作品の根底に潜む作者の思いを分析する。

 同日深夜0時45分からのAbemaビデオでは、川島さんの授業の完全版を配信。また、オリジナル企画「お笑い研究部」で、声優の野沢雅子さんのものまねでおなじみのお笑いコンビ「アイデンティティ」が出演する「平場でのキャラの活かし方を考える!!」を配信する。

 「キン肉マン」は、ゆでたまごの人気格闘マンガ。キン肉星のダメ王子、キン肉マンが正義超人たちと共に悪の超人と戦う姿が描かれた。1983年にはテレビアニメ化され人気を集め、超人の消しゴム「キン消し」が大ブームを巻き起こした。

 1979~87年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。1997年の読み切り掲載を経て、1998年から「週刊プレイボーイ」(集英社)でキン肉マンの息子が活躍する続編「キン肉マン2世」を連載。2011年からウェブサイト「週プレNEWS」で「キン肉マン」が再スタートした。今年6月17日発売の「週刊少年ジャンプ」29号に新作読み切り「さよなら、キン肉マン!!の巻」が掲載されたことも話題となった。 

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