グランメゾン東京:まるで少年マンガ? 大人の“胸アツ”ドラマで視聴者を魅了

テレビ
11月17日放送の連続ドラマ「グランメゾン東京」第5話のワンシーン(C)TBS

 木村拓哉さんが主演を務めるTBS系のドラマ枠「日曜劇場」で放送中の連続ドラマ「グランメゾン東京」(日曜午後9時)の平均視聴率が、初回から4週連続で2桁をキープし好調だ。木村さん扮(ふん)するフランス料理のシェフ・尾花夏樹と、鈴木京香さん演じる女性シェフの早見倫子が世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く同作が、SNSで「少年マンガのようで熱い!」「少年マンガ感が心地いい」「王道マンガ的で面白い」などと話題になっている。

 ◇“努力・友情・勝利”の王道三原則

 少年マンガの象徴的なキーワードとしてよく言われるのが“努力・友情・勝利”の王道三原則だ。「大人の青春ストーリー」と銘打つ「グランメゾン東京」にも、夢をつかむためのたゆまぬ努力、主人公の元に集う仲間との絆、一流シェフ同士のバトルといった要素がふんだんに盛り込まれており、少年マンガを読んでいるときのような“胸アツ”を感じられる“王道ストーリー”が展開されている。

 尾花は、一流の腕と自身の舌に絶対的な自信を持つ“ヒーロー”のような主人公だ。パリにオープンしたレストラン「エスコフィユ」が二つ星を獲得するも、日仏首脳会談でのアレルギー物質混入事件が原因で店も仲間も全て失ってしまった。転落人生を歩む尾花がフランスで出会ったのが、食べただけでその料理のレシピが分かるという“特殊な能力”を持つ倫子だった。

 「東京で三つ星を獲得できるようなレストランを!」という目標に向けて、帰国した尾花と倫子が始めた「グランメゾン東京」は「日本の食材の味と香りを十分に引き出した料理」を提供するのがコンセプト。尾花たちが昼夜を問わず、食材のうまみを最大限に引き出しつつ客を喜ばせる“至極のメニュー”の開発など、妥協を許さず、努力をする姿も丁寧に描かれている。

 レストランは、尾花と倫子の2人だけでできるわけではない。そこで仲間探しがスタート。元料理人でギャルソンの京野陸太郎(沢村一樹さん)、人気ウェブ料理研究家として活躍する相沢瓶人(かめひと、及川光博さん)、ホテルのビュッフェレストランで働くシェフの平古祥平(玉森裕太さん)と、かつて「エスコフィユ」で共に働いていた、一流の腕を持つ人物たちを誘うが、当初は断られてしまう。

 しかし、転落人生を味わった尾花の態度の変化と、倫子の人柄などにより、回を重ねるごとに京野、相沢が加わる。さらに、“伝説のジビエハンター”と呼ばれる猟師・峰岸剛志(石丸幹二さん)、技術は高いが生意気な口をたたく若手パティシエの松井萌絵(吉谷彩子さん)らと、次々と主人公のもとに個性的な仲間が集まる姿に視聴者からは「まるでONE PIECE!」「仲間が増えていくストーリーは大好物!」という声が上がるなど、大人たちの“少年心”をくすぐっている。

 ドラマではマンガさながらのシェフ同士の熱い“料理バトル”も見どころとなっている。2話では尾花と相沢、4話では尾花、倫子らと、萌絵&祥平チームによる対決が展開。そして“強敵”として、フランスの三つ星レストラン「ランブロワジー」で尾花と共に修業した“ライバル”丹後学(尾上菊之助さん)の存在も王道ストーリーには欠かせない。そして尾花との直接対決がいつ実現するのかにも、期待がかかる。また、コテコテの関西弁を話し、「グランメゾン東京」に度重なる“いやがらせ”をする「gaku」のオーナーの江藤不三男(手塚とおるさん)も“狡猾(こうかつ)な敵キャラ”として、ストーリーに深みを与えている。

 そして、尾花の「二人で一緒に世界一のグランメゾンを作るっていうのは、どう?」、倫子の「尾花夏樹の料理には人を動かす力がある」といった、度々出てくるマンガチックなフレーズも物語に彩りを与えている。また、3話には、人気マンガ「NARUTO-ナルト-」の主人公うずまきナルトをモチーフにしたキャラ弁が登場した上、尾花からナルトの口癖「だってばよ!」が飛び出すくだりもあり、ファンを沸かせた。

 11月10日放送の4話では、ラストシーンでアレルギー物質混入事件の犯人につながる展開が描かれた。そして、17日午後9時から放送の5話では、船出を迎えた「グランメゾン東京」に更なる試練が降りかかる。尾花と一流の仲間たちが、降りかかる数々のトラブルをどう乗り越えるのか。冒険心を刺激してワクワクするような展開が今後も描かれるのか、最後まで目が離せない。

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