海宝直人:「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」2年連続出演に喜び 「前回よりグレードアップ」と意気込みも

コンサート「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」の会見に登場した海宝直人さん
1 / 6
コンサート「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」の会見に登場した海宝直人さん

 劇団四季の舞台「ライオンキング」「アラジン」「ノートルダムの鐘」の主演を務めたミュージカル俳優の海宝直人さんがこのほど、東京都内で行われた、2020年1月30、31日に開催されるコンサート「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」の会見に登場した。前回に続いて2年連続で同コンサートにゲストシンガーとして出演する海宝さんは、「単純にうれしいです」と笑顔。前回の出演以降、海外のキャストと英語でパフォーマンスする機会なども経験したといい、「そういう経験を生かして、前回から一段階グレードアップしたものをお見せできたらなと思います」と意気込みを語った。

ウナギノボリ

 「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」は、ディズニーの名曲の数々をブロードウェーのキャストが披露するコンサート。今年1月、パシフィコ横浜(横浜市西区)で日本初開催され、海宝さんがゲストシンガーを務め、海外キャストたちと共演した。

 海宝さんは、前回公演でブロードウェーキャストたちと共演したステージについて「緊張しましたけど、幸せでしたね。(舞台)裏でもチャーミングで明るい方たちばかりなので、一緒に歌っていて、とても楽しかったです」と振り返った。来年1月の同コンサートに出演する際に歌う曲についても聞かれ、「まだ決まっていない」と話しつつ、「どなたとデュエットするかもまだ分からないので、それもワクワクしますね」と心境を明かした。

 自身のパフォーマンスについて、海宝さんは「演劇や歌の表現の部分を追求していきたいと常々思っています」といい、「やはり、海外キャストの方々と共演させていただくことで気づくことはたくさんあります。たとえば技術的なことでいえば、(声を)マイクに乗せていく技術だったり」と説明。続けて「そういうことの積み重ねで届くものって大きく変わってくるんだなと(前回共演して)改めて感じたので、一つ一つ積み重ねていくことで、お客さんによりダイレクトに伝わっていったらいいなと思います」と思いを語った。

 また、ディズニーの名曲の中で、最も力が湧く曲は何かと聞かれると、海宝さんは「小さい時から(『アラジン』の)『フレンド・ライク・ミー』がすごく好きだったので、『アラジン』の曲にはパワーをもらえます」と回答。さらに「『ノートルダムの鐘』にも思い入れがあって。『サムデイ』という曲が舞台版では本編に入っているんですが、自分が迷ったときやつらいときに、演劇を続ける意味や表現を続ける意味みたいなものを、改めて思い出させてくれる曲ですね」とほほ笑んだ。

 今回は、「美女と野獣」「ライオンキング」「アラジン」「ニュージーズ」「アナと雪の女王」などの歌をオーケストラの生演奏と共に披露する予定。海外キャストとして「メリー・ポピンズ」のメリー・ポピンズ役や「美女と野獣」のベル役のアシュリー・ブラウンさん、「ターザン」のターザン役のジョシュ・ストリックランドさん、「ライオンキング」のムファサ役のアルトン・フィッツジェラルド・ホワイトさん、「ライオンキング」のナラ役のキシー・シモンズさんが出演する。2020年1月30、31日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催。

写真を見る全 6 枚

芸能 最新記事