漫才コンテスト「M-1グランプリ2019」（ABC・テレビ朝日系）の会見が12月5日、ニューピアホール（東京都港区）で開かれ、決勝に進出した9組が発表された。M-1ラストイヤーとなるお笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんは、「初めて出たとき自分たちもめちゃくちゃ緊張した記憶がある。初出場の皆さんには、その空気に飲み込まれないように、ある程度、力を出した上で我々に負けてほしい」とボケを交えつつ意気込みを語ると、相方の濱家隆一さんは「ベストを尽くして負けてほしい」と後輩たちに“逆エール”を送った。

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　初の決勝進出を決めた「オズワルド」の伊藤俊介さんは、「僕、妹が女優なんですけど、（決勝に）受かった喜びと共に誰かに抱かれていないかという心配もちょっと……」と女優の妹、伊藤沙莉さんを引き合いに出しながらちゃめっ気たっぷりに喜ぶと、司会を務めた「麒麟」の川島明さんから「何の関連性があるの？」と突っ込みが。伊藤さんは「なんかコネで（決勝に）行ったのかなって（笑い）」と話し、周囲を笑わせていた。

　「M-1グランプリ」は、2001年からスタートし、これまでに「中川家」や「フットボールアワー」「ブラックマヨネーズ」らがグランプリを受賞するなど、人気コンビを数多く輩出してきたコンテスト。今年は「オズワルド」「かまいたち」ら9組が決勝に出場する。敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えて、10組で争われる決勝は12月22日午後6時34分からテレビ朝日系で生放送される。

　◇決勝に進出した9組

　からし蓮根／ミルクボーイ／ぺこぱ／オズワルド／すゑひろがりず／ニューヨーク／インディアンス／見取り図／かまいたち