NEWS増田貴久:WOWOWの連ドラに初出演「すごくうれしい」 「パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」で

2020年3月から放送の「連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」に出演するNEWSの増田貴久さん=WOWOW提供
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2020年3月から放送の「連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」に出演するNEWSの増田貴久さん=WOWOW提供

 人気グループ「NEWS」の増田貴久さんが、2020年3月に放送される橋本愛さん主演のWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」に出演することが12月23日、明らかになった。増田さんがWOWOWの連続ドラマに出演するのは今回が初めてで、橋本さんと初共演。

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 増田さんは今作で、事件に深く関わることになった主人公・牧野聡美(橋本さん)の同僚の小野寺淳一を演じる。小野寺は、将来が不透明な今の日本の若者たちが抱える漠然とした不安を体現する“ごく普通の青年”で、物語を通じてどのように変化、成長していくのかが見どころになる。

 ドラマは、映画「孤狼の血」などで知られる、柚月裕子さんの社会派ミステリー「パレートの誤算」(祥伝社文庫)が原作。聡美は、不本意ながら市役所の福祉課に勤める新人嘱託職員。ある日、生活保護利用者と直接向き合うケースワーカーの仕事を命じられ、不安を抱く聡美を、ベテランの山川が励ましてくれた。後日、山川がアパートの火災後、他殺体で発見される。 周囲で、山川が何らかの不正に関わっていたのではないかという疑念が膨らんでいく中、聡美は、町を覆う不正の影と生活保護をめぐるさまざまな人々の人生模様に巻き込まれていく……というストーリー。

 「連続ドラマW パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」はWOWOWプライムで2020年3月スタート。全5話で第1話は無料放送。

 ◇増田貴久さんのコメント

 ――WOWOW連続ドラマW初出演についての意気込みは?

 お話をいただいたときはすごくうれしくて、「なんで呼んでくれたんだろう? 誰が呼んでくれたんだろう?」とマネジャーさんに質問攻めしてしまいました(笑い)。社会派でありサスペンス要素もあって、とても興味深く台本を読ませていただきました。撮影が今から楽しみです。

 ――原作を読んだ感想は?

 僕は本を読むのがあまり得意ではないのですが、スラスラ読めてしまいました。本があまり得意でない僕ですら、夢中になって読むことができた本作の映像化ということで、演者としても、視聴者としてもとても楽しみです。タイトルにもつながる「パレートの法則」自体もとても興味深くて。法則に自分を当てはめたときに、「僕はどちらのほうにいるのだろう」と自らの人生と照らし合わせながら読んでいました。

 ――この映像化を通じて届けたい思いや視聴者へのメッセージを。

 正直なところ、生活保護の現状を自分もあまり理解できていなかったですし、他人事で関係ないと思っている方のほうが多いと感じました。本作に関わらせていただいて、こういった実情を深く知り、どういった方が生活保護を受け、どのくらいの金額を受け取られていて、そのお金の出どころを知ることで、これからも税を納めていく一人として考え方を改めました。ドラマというエンターテインメントで一人でも多くの方にこの現状を知っていただき、考えるきっかけになってくれればいいなと思います。ぜひご覧ください!

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