愛と哀しみのシャーロック・ホームズ:三谷幸喜演出の新作舞台 柿澤勇人が役作りの裏側告白 佐藤二朗、広瀬アリスも

舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」に出演した(左から)佐藤二朗さん、柿澤勇人さん、広瀬アリスさん
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舞台「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ」に出演した(左から)佐藤二朗さん、柿澤勇人さん、広瀬アリスさん

 三谷幸喜さんの新作舞台の模様などを紹介する番組「三谷幸喜新作舞台『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』柿澤勇人×佐藤二朗×広瀬アリス」が、12月28日午後9時半からWOWOWライブで放送される。シャーロック・ホームズはいかにして世界が誇る偉大な名探偵になったのか? シャーロック・ホームズをこよなく愛する三谷さんが書き下ろし、若き日のシャーロックが直面する人生最初で最大の試練を描いた舞台で、シャーロックを演じた柿澤勇人さん、シャーロックのパートナーであるワトスンを演じた佐藤二朗さん、事件をもたらす女性ヴァイオレットを演じた広瀬アリスさんのコメントが公開された。

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 舞台は、まだ20代のシャーロックが苦悩し成長していく姿に加え、難解な謎解き、巧妙な心理トリック、カードゲームによる頭脳戦などが次々と展開。1881年4月のある日の夜。ロンドン・ベイカー街221Bでは、若き私立探偵シャーロック・ホームズ(柿澤さん)と医師ワトスン博士(佐藤さん)が、数カ月前からハドスン夫人(はいだしょうこさん)の下宿を共同で間借りしていた。そこへ、うら若き女性のヴァイオレット(広瀬さん)が助けを求めて部屋に飛び込んできた。彼女の身に一体何が起こったのか? 彼女が追われる相手とは何者なのか? 謎めいた事件に興味をそそられたシャーロックは、早速事件解決に乗り出す……というストーリー。

 柿澤さんは、シャーロックを演じることについて「出演が決まってから、シャーロック・ホームズに関しての本を読んだり、映画やテレビドラマもできるだけ見たりしました。英国のグラナダTV制作のジェレミー・ブレットやBBC製作のベネディクト・カンバーバッチのシリーズは、結構エキセントリックというか風変わりで、今回の舞台の参考にさせていただきました」と、役作りについて明かす。

 佐藤さんは、ワトスンを演じるにあたり、三谷さんから「ふざけている佐藤さんもいいけど、僕はふざけてない佐藤さんが好きですということを何回か言われてですね」と明かし、「まあ、全然ふざけているつもりはないんです。大真面目にふざけてるんですけど」と回答。

 今回が2度目の舞台出演となる広瀬さんは「目の前にお客さんがいてその空間でお芝居っていうと変な緊張感があり、舞台袖でジャケット着ている時も本当に死にそうと思いながら、毎回、ドキドキしています」と語っている。

 番組では、9月19日に世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で上演された公演の模様を紹介するほか、柿澤さん、佐藤さん、広瀬さん、三谷さんのインタビューなども放送する。

 関連番組として「三谷幸喜『なにわバタフライ』」を12月26日午後11時から、「三谷幸喜『ホロヴィッツとの対話』 渡辺謙×段田安則×和久井映見×高泉淳子」を同27日午後9時半からWOWOWライブで放送。

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