鎌倉殿の13人:“義時”小栗旬、“実朝”柿澤勇人に弁明「義盛を殺すつもりはなかった」 「勝手に動いた」と平六のせいに

「鎌倉殿の13人」ファンミーティングに登場した(左から)坂口健太郎さん、金子大地さん、柿澤勇人さん、小栗旬さん(C)NHK
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「鎌倉殿の13人」ファンミーティングに登場した(左から)坂口健太郎さん、金子大地さん、柿澤勇人さん、小栗旬さん(C)NHK

 大河ドラマ鎌倉殿の13人」(NHK総合、日曜午後8時ほか)のファンミーティングが12月7日、NHKホール(東京都渋谷区)で開催され、主人公・北条義時役の小栗旬さんはじめ、源頼家役の金子大地さん、源実朝役の柿澤勇人さんらが登場。和田義盛(横田栄司さん)の最期について、義時がだまし討ちしたことを、小栗さんが柿澤さんに弁明する一幕があった。

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 物語が進むにつれ“ダーク”さが増す主人公・義時。そんな義時に翻弄(ほんろう)された頼家、実朝を演じた金子さんと柿澤さんはそれぞれ「腹たっちゃいますよね」「(実朝は)鎌倉殿なのに『畠山や義盛のことを殺すな』って言ってもぜんぜん聞いてくれなかった……」などと義時への不満を噴出させた。

 小栗さんは「こっちは骨を折っていろいろしましたよ。でも(頼家には)結構無視されて……」と“反論”。金子さんが「頼家も悪いことをしたかもですが、(自分が倒れている間に)結構えげつないことされてた」と言うと、「でもあれは佐藤二朗(演じる比企能員)も悪い。あれは二郎さんが欲望に走ったから」と義時の非を認めなかった。

 柿澤さんには「『義盛、お前に罪はない』なんてみんなの前で言ったらダメ。あんなこと、おおっぴらな場所で言ったらダメですよ。だってこっちはぜんぜん殺すつもりなかったもん」と弁明。一同から「ウソだ!」と言われると、「あれは平六(山本耕史さん)が勝手に動いたんです。だって僕『討て』なんて言ってないですよ? 『討て』って言ったのあいつですから」としらを切った。

 その後、進行の源範頼役の迫田孝也さんに“和解”を求められた3人。小栗さんは2人に「頼家様も実朝様も素晴らしかった。頼家様は最後までカッコ良かったし、実朝様は大階段ステキでした」と印象を語った。

 ファンミーティングには、八重役の新垣結衣さん、北条泰時役の坂口健太郎さん、善児役の梶原善さん、江間次郎役の芹澤興人(たてと)さん、音楽を担当するエバン・コールさんが登場。進行を迫田さんと、“ファン代表”の赤江珠緒さんが務めた。オーケストラ「横浜シンフォニエッタ」による、番組メインテーマ、挿入歌の生演奏も行われた。

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