ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
「スペース☆ダンディ」「ワンパンマン」などで知られる夏目真悟監督が手がけたテレビアニメ「Sonny Boy(サニーボーイ)」が、2023年1月1日午後11時~2日午前5時にBS朝日で全話一挙放送されることが分かった。同作は、夏目監督のオリジナルアニメで、今年3月に発表された「第25回文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門で優秀賞を受賞したことを記念して、全話一挙放送されることになった。
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夏目監督は「この受賞はとてもうれしかったです、真っさらな状態からお話を作って映像にしてと、大変でしたけど、やってきたことが報われて、改めて『Sonny Boy』を作って本当に良かったなと思えました。さらに受賞を記念してBS朝日さんで全話一挙放送をしていただけるなんて! 一挙放送もなかなかないのに、しかも元日に!! 関係者の皆様本当にありがとうございます! 『Sonny Boy』は愛されていると感じつつ、ぜひ皆さんに見てただきたいです! 初見の方はもちろん、一度見ていただいた方も!」とコメント。
「『Sonny Boy』はほかにない個性を持っているオリジナルアニメらしいアニメだと思います。少年少女の漂流という普遍的な側から、難解な内容、攻めた演出が絡んできて一見複雑そうに見えますが、描きたいことは至ってシンプルです。彼らの漂流を通じて、琴線に触れる何かを感じ取ってくれたらうれしいです」と話している。
一挙放送に伴い、BS朝日のアニメ公式ツイッター「BS朝日 アニメA」、「Sonny Boy」公式ツイッターでは、プレゼントキャンペーンを実施する。詳細は後日、各公式ツイッターで発表される。
「Sonny Boy」は、異次元を漂流し始めた学校に取り残され、超能力に目覚めた36人の中学生の少年少女の理不尽に満ちた世界でのサバイバル生活が描かれた。マンガ家の江口寿史さんがキャラクター原案を担当し、「銀杏BOYZ」が主題歌「少年少女」を書き下ろすなど豪華クリエーターが参加。2021年7~10月に放送された。アニメのブルーレイディスクボックスは、公式サイト、TOWER RECORDSで発売中。価格は3万800円。
長良役の市川蒼さん、希役の大西沙織さん、瑞穂役の悠木碧さん、朝風役の小林千晃さんのコメントは以下の通り。
「第25回文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門優秀賞受賞、おめでとうございます! すてきな作品の一助となれたこと、改めて心からうれしく思います。「Sonny Boy」は見る人、見る場所、見る時間、それぞれで感じ方が変化する作品だと思っています。あの時感じた空気や感情はあの時だけのもので、今の自分が受け取る「Sonny Boy」はまた違ったものになるのでは……と、僕自身も一挙放送が楽しみです。皆様も2023年の初「Sonny Boy」をぜひお楽しみください!
「Sonny Boy」が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門にて優秀賞を受賞したということで、おめでとうございます!! 希役として作品に参加させていただいた身としても、とてもうれしく思います。私は夏目真悟監督とお話しさせていただくと、とても不思議な気持ちになります。監督の口から言葉として出力されているものは、頭で考えたり想像している情報のほんの一部にすぎないのだろうなと! 「Sonny Boy」はそんな監督の秘められた部分が少しのぞけるような、そんなアニメーションだと私は思います。アフレコをしていてもなかなか先が読めなかった世界を、一挙放送でぜひ体感してください!! 楽しんでくださいね~!
この度は受賞おめでとうございます! アフレコ中、長良役の市川くんが「誰かのアルバムを見ながら、思い出話を聞いているみたいな作品だ」と言っていたのが印象的だったんです。アルバムを見せてもらうと、自分がいなかったその人の記憶を知れるわけですが、あの時に感じる相手を知れたことによるほの暗い喜びって適当な言葉がないなと思っていて。「Sonny Boy」はあの感覚が、アニメーションで表現されているんだ、とふに落ちたんです。それが受賞して、一挙放送される……つまりこの感じ、みんな共感できるんだ!ってうれしくなりました。圧倒的に新しい映像表現なのに、なんか“わかる”感覚にこの一挙放送で溺れてもらえたらうれしいです。
「第25回文化庁メディア芸術祭」アニメーション優秀賞の受賞おめでとうございます! 「Sonny Boy」は独特の世界観かつ先の読めない展開なので、当時アフレコする際も朝風たちと同様にいろんな意味で心が落ち着かなかったことを覚えています。ですが監督の思い描いているゴールを見たいという一心でたくさんの人がもがき続けたからこそ、ほかでは見られない素晴らしい個性を持った作品が出来上がったのだと思います。僕は本作を見終えたとき「地元の好きだった風景」を思い出したのですが、見た人によって違う鑑賞の余韻をもたらしてくれるはずなので、いろんな人の感想も聞いてみたいですね。これを機にもっと多くの方が「Sonny Boy」に触れ、愛してくださるとうれしいです。
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