22/7:テレビアニメで見せる新たな魅力 今年は成長の結果を

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「22/7」の(左から)白沢かなえさん、西條和さん、天城サリーさん

 秋元康さんとソニー・ミュージックレコーズ、アニプレックスが展開するデジタル声優アイドルプロジェクト「22/7(ナナブンノニジュウニ)」のテレビアニメが、1月11日からTOKYO MXほかで順次放送される。「22/7」は、2016年12月に誕生し、楽曲のリリース、ライブ開催、YouTuber企画、バラエティー番組出演などさまざまな分野で活動している。誕生から約3年の時を経て、ついにテレビアニメが放送されることになった。滝川みう役の西條和(なごみ)さん、藤間桜役の天城サリーさん、丸山あかね役の白沢かなえさんに、アニメへの思い、22/7の活動について聞いた。

 ◇彼女たちの素が見える

 ーーアニメ化が発表されたのが2017年7月ということもあり、放送を待ちわびていたファンも多いようです。放送を控え、メンバーの心境は?

 天城さん ファンの方が放送を待って応援してくださっていたので、私たちも「ついに!」という気持ちですね。うれしいです。これからの声優人生に関わる作品ですし、プレッシャーがあります。メンバーはみんな新人で、初めて演じるキャラクターがメインとなるキャラです。緊張します。

 西條さん アニメのためにレッスンを続けていましたが、いざ放送となると、正直怖さもあります。私は、アニメをほとんど見てこなくて、アイドル、アニメについてほぼ無知の状態で22/7に入りました。今さらですが、私でいいのかな……と。アフレコが始まった今も世に出るのが怖いんです。見てくださった方の反応を聞くまでは、怖いままなのかもしれません。

 白沢さん 信じて待ってくださったファンの方の存在がありがたいです。素直にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。私もプレッシャーがあります。世に出て、反応をいただくことが怖いです。

 ーーこれまで歌、バラエティー番組「22/7 計算中」などでも活躍してきました。アニメではこれまでと違うキャラクターの一面も見られる? 演技の変化もあるのでしょうか?

 天城さん バラエティーは台本がないので、キャラクターの設定を私たちが受け取って、そこから試行錯誤しながら番組を作り上げています。アニメは、アイドルをしている時の彼女たちも描かれます。だから、歌やバラエティーなどアイドル活動の時の彼女たちとは違った素を見ていただけると思います。新しい顔が見えてくるはずです。

 白沢さん バラエティーでは私自身が考えた言葉で、あかねちゃんとして話しています。例えば「歩く」を「移動する」と言ってみたり、少しだけ難しい言葉にすることがあるんです。あかねちゃんはワードセンスが面白い子なのですが、アニメでは私からは出てこないようなワードも出てきます。そこにも注目していただきたいです。

 西條さん 私自身、演じているキャラクターと似ているところがあるので、バラエティーは、演じることを意識し過ぎず、できていることもあります。アニメは台本があることに緊張します。声自体は何も作っていなくて、音響監督さんからも「声は変えなくていい」というお話がありました。リアルな感情を乗せられるように意識しています。

 ーーアフレコの様子は?

 西條さん 私は関西人ですが、みうちゃんは埼玉県出身。イントネーションが難しいです。今はだいぶ関西弁が出ないようになっていますが、まだ関西弁になる時があります。メンバーに「イントネーション、合っている?」と聞くことができるので助かります。

 天城さん 先輩がアフレコに入る前にメンバーだけでアフレコをするのですが、そこで緊張もほぐれて、マイクワークも練習できます。メンバー同士で相談することも多いですね。

 白沢さん キャラクターの個性がそれぞれ違って、大人っぽい子も子供っぽい子もいます。いろいろなキャラクターの演技を見て、とても勉強になっています。私が演じるあかねは落ち着いたキャラクターです。落ち着いたトーンで話す(帆風千春さんが演じる)佐藤麗華ちゃんの演技を参考にしたこともありました。あかねの幼少期を演じた時は、(海乃るりさんが演じる)戸田ジュンちゃんの子供っぽい演技を参考にしたり。音響監督さんが、ほかのメンバーにアドバイスをしているのを聞いて自分の演技に生かしたり、勉強することがたくさんあります。

 ◇ライブシーンはアニメならでの躍動感

 ーーアニメになったことで、キャラの魅力を再発見できたところもあった?

 西條さん アニメでは、それぞれのキャラクターがフィーチャーされ、生い立ちなどが詳しく描かれます。育ち、性格がバラバラなんですね。台本を読むと、それぞれのキャラクターをどんどん好きになっていきます。推しキャラを決めるのが大変かもしれません。全員、すごく魅力的なんです。

 天城さん 毎週、好きなキャラクターが変わるかもしれませんね。今まで知らなかったキャラクターの性格を奥深く知ることができました。アニメでは、想像以上に桜ちゃんが優しいんです。一人一人のキャラクターの魅力をより発見できる楽しみがあります。

 白沢さん メンバーが声をそろえるシーンで、キャラクターによって反応が違ったりするんです。各エピソードをメンバーそれぞれの視線で見ていただきたいです。各話を何度も見てみたくなります。

 ーーストーリーは謎が多いですが、どんな作品になっていますか? 見どころも教えてください。

 天城さん 謎が多いのが魅力です。彼女たちのリアルな人間性が見えます。考えさせられるアニメにもなっています。

 白沢さん キャストのせりふがアニメに取り入れられているところも注目してください。(戸田ジュンを演じる)海乃るりちゃんの口癖がアニメにも出てくるなどキャストの要素がアニメに取り入れられていたりも。私もバラエティーで、アニメの伏線にしようとして言ったことがあるのですが……。気付いてくれるとうれしいです。

 西條さん ライブシーンは、アフレコの時に歌を録(と)り直し、アニメのストーリーに合わせて、感情を込めて歌いました。ぜひじっくり聴いていただきたいです。

 天城さん ならではの躍動感があるはずです。

 ◇“無口な関西人”西條和の変化

 ーー西條さんはプロフィルで「無口な関西人です」と紹介されていますが、今回のインタビューでは「無口」という印象がありません。活動の中で変化していったのでしょうか?

 西條さん (自身が演じる)みうちゃんも家族以外の人としかしゃべることができなかったけど、メンバーに出会って変わっていきました。私もみうちゃんのようにメンバーに話しかけられるようになったんです。

 天城さん なごみん(西條さん)は、私たちにいろいろなことを聞いてくれるようになったり、すごく変化しているんです。それがうれしい。

 白沢さん 泣くところを見せてくれるようになったのもうれしい。信頼してくれているんだなって。

 西條さん これまで、ほとんど泣いた記憶がなかったんです。家族の前ですら泣かなかった。このグループに入って、メンバーが優しくしてくれて、こんな私でも受け入れていただけて、自然に泣けるようになったんです。

 ーー最後に今年の抱負を教えてください。

 天城さん 昨年は大きなターニングポイントになりました。初めてジャカルタでソロライブをさせていただいたり、自身のことではアニメ「パンドラとアクビ」に出演させていただいたり、初めてのことばかりで、ハッピーな一年でした。今年は、太陽のように真っすぐで明るい人になりたい! 人に影響を与えられるようになりたいです。

 白沢さん 昨年は毎月、定期公演をさせていただいたり、アニメのアフレコもあり、成長できた一年でした。今年は成長の結果を出していきたいです。私は22/7のメンバー全員でお仕事するのが大好きで、一人でやりたいことは模索中です。今年は、それを見付けられるようになりたいです。

 西條さん 昨年は毎月、定期公演があったり、アフレコもあって、やらないといけないことが常に目の前にありました。正直なところを言うと、こうなりたい、こう思われたいというものはないのですが、今年の抱負は「平和」です。22/7に入って、メンバーの優しさに触れ、だから今、自分がここにいると感じています。グループでできることを一生懸命頑張りたいです。

 <リリース情報>

 テレビアニメのオープニングテーマ「ムズイ」、エンディングテーマ「空のエメラルド」を収録した5枚目のシングル「ムズイ」が2月26日に発売。3月14、21日にTRC東京流通センター(東京都大田区)、4月5、25日にすみだリバーサイドホール(東京都墨田区)で握手会も開催。初の東名阪ツアー「22/7 1st Tour ~ムズイ~」を2月27日にZepp Tokyo(東京都江東区)、3月20日に梅田クラブクアトロ(大阪市北区)、3月27日にボトムライン(名古屋市千種区)で開催する。

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