テレビアニメ化もされたあfろさんの人気マンガを実写ドラマ化した「ゆるキャン△」(テレビ東京ほか)に出演している女優の大原優乃さん。大原さんは、主人公のソロキャンパー、志摩リン(福原遥さん)と出会ったことでキャンプの魅力に引かれていく女子高生の各務原なでしこを演じている。持ち前の愛らしさを役にきっちりとにじませることに成功。その再現度の高さは原作ファンの間でも話題となっている。役と似ている部分は「食べることが好きっていうところ」と照れ笑いを浮かべる大原さんに、話を聞いた。
◇5人のゆるやかな人間関係こそが「ゆるキャン△」? A5ランクのお肉を心待ちにし
「ゆるキャン△」は、マンガ誌「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)で連載中。女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描いている。ドラマは原作に可能な限り忠実に、ロケ場所にもこだわりながら撮影。高校の同好会「野外活動サークル」(通称:野クル)の部長・大垣千明役で田辺桃子さん、野クルのメンバーの犬山あおい役で箭内夢菜さん、リンの友人の斉藤恵那役で志田彩良さんも出演し、斉藤の愛犬「ちくわ」(山口チョコ)も登場している。
原作マンガを読んで、なでしこのことを「すっごく可愛いなって思った」という大原さん。「5人の中でムードメーカーといいますか、ちょっとドジなところもあるんですけど、仲間を思う気持ちが強くて。あらゆることに対して一生懸命ななでしこの、その真っすぐさをドラマでも表現したいなって思いました」と話す。
劇中には、リンが感心するほど、本当においしそうにものを食べるなでしこの姿が度々、登場する。なでしこと同じく「食べることが好き」という大原さんは、「キャンプリハの時から(第1話に登場した)カレー麺とか食べさせてもらっていて。毎回、わざとNGを出したくなるくらいおしいいごはんを用意してもらっています」と笑う。
原作同様ドラマでも、キャンプめしや風景、アイテム、ちょっとしたうんちくなど、その一つ一つが見どころになっているが、大原さんは「やっぱり5人の女の子のキャラクターが可愛いっていうのが大事なのかなって。それぞれ個性的ではあるんですけど、5人のゆるやかな人間関係こそが『ゆるキャン△』の魅力かなって。あとはやっぱりごはんですね。A5ランクのお肉とか心待ちにしています」と声を弾ませていた。
◇昨年11月でデビュー10周年も「私の中ではまだまだ“新米”のつもり」
今回、オーディションでなでしこ役を射止めた大原さん。昨年秋の「ゆるキャン△」出演発表と前後し、二十歳の誕生日を迎えたほか、「Dream5」として芸能界デビューしてから10周年という節目を迎えた。
「私の中で二十歳っていう年齢はすごく大きくて、早くなりたいなって思っていました。芸能界に入って昨年11月で10周年を迎えて、節目にいるってことも感じてはいて。10年前は私も小学生で、事務所の方やお仕事で関わった人たちにいろいろなことを教えてもらったからこそ、今の自分があると思っているので、やっと恩返しできる“スタートライン”に立てたというか、初心を忘れずに頑張りたいなって」と力を込める。
さらに「10年って振り返ってみると、いろいろなことがあって、うれしかったこともたくさんあるんですけど。でも10年やってきたからって、自分のキャリアを長いとは思ってはいなくて。『Dream5』での活動を終了してからまだ3年くらいで、私の中ではまだまだ“新米”のつもりなんです。ただ10年続けてこられたことは決して無駄ではなかったと思うので、経験してきたこと全てを大切にして進んでいきたいなって思っています」と前を向く。
改めて「お芝居をやりたいって見つけられたことがうれしくて」と明かす大原さんは、「『Dream5』の元メンバーの活躍も刺激になりますし、役を生きるって決して簡単なことではないんですけど、毎回、そうなれる役者さんになっていけたらなって思っています」と思いを語っていた。
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