ジョン・カビラ:アカデミー賞番組司会、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」へ込めた思い タランティーノの監督賞受賞を予想

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「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」で案内役を務めるジョン・カビラさん

 世界最高峰の映画の祭典「第92回アカデミー賞」の授賞式が2月10日(日本時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。WOWOWの生中継番組「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」で、案内役をジョン・カビラさんと高島彩さんが務める。カビラさんにショーレースの予想や、ノミネート作品への思いなどを聞いた。

 ◇作品賞、本命「1917」も「パラサイト」に期待

 「第92回アカデミー賞」は「ジョーカー」が11部門で最多ノミネートされ、「1917 命をかけた伝令」(サム・メンデス監督)と「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(クエンティン・タランティーノ監督)が10部門ノミネート。そのほかに韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)、「アイリッシュマン」(マーティン・スコセッシ監督)などが注目されている。

 カビラさんに作品賞について聞くと、「米国の予想サイトを見ると、『1917 』がフロントランナーと言われていて、次が『パラサイト』。その後に『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ジョーカー』という状態ですね」と解説。

 「パラサイト」が選ばれれば、アジア映画初のアカデミー賞作品賞受賞となる。カビラさんも注目している作品の一つだといい、「パルムドールをとってから注目していますし、歴史が動く瞬間をみなさんと共有したいという気持ちもあります」「歴史的快挙になるかもしれないですよね」と期待感を示していた。

 ◇「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」舞台の1969年に米留学

 またカビラさん本人の幼少期の経験もあり、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」への思いも強い。「ちょうど、映画の舞台となっている1969年に、米国にいたんですよ。カンザス州の叔父の農場で1年間ホームステイしていて」と切り出し、「(劇中に登場する)ああいう車が走り、ポリエステルのファッションに身を包んでいました」と回顧。

 本作では、米女優シャロン・テートがチャールズ・マンソンのカルト信者に殺害された事件を大胆にアレンジして描いていたが、「シャロン・テート惨殺の一報を、いとこが話していたのをうっすら覚えています」と思いをはせる。

 「その時代にちょうど米国にいたこともあり、ハリウッド最後の黄金期の息吹を伝えたいという、クエンティン・タランティーノ監督の思い、でも『こんなに歴史を変えていいの?』という遊び心もあっていいですよね。レオナルド・ディカプリオが演じる、峠を超えたテレビ出身俳優の演技。それを支えるブラッド・ピットのスタントマンは、当時の男が憧れた男を演じきっていますよね。淡い幼少期の体験を重ねつつ、『初の監督賞をどうでしょう?』という感じです」と予想していた。

 *……授賞式の模様は「生中継!第92回アカデミー賞授賞式」と題して、WOWOWプライムで同日午前8時半から同時通訳で生中継。同日午後9時から字幕版を放送する。案内役はカビラさんと高島さん、レッドカーペット・リポーターを河北麻友子さんが務める。。生中継では、ゲストに町山智浩さん(映画評論家)、白石和彌さん(映画監督)、さらにスペシャルゲストとして「Sexy Zone」の中島健人さんも出演する。

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