小林ゆう:平安時代のねこの鳴き声を即興で披露 劇場版「ねこねこ日本史」で一人19役の裏側も

劇場版アニメ「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」の公開初日舞台あいさつの様子
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劇場版アニメ「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」の公開初日舞台あいさつの様子

 歴史上の人物に扮(ふん)するねこが活躍する歴史コメディー「ねこねこ日本史」の劇場版アニメ「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」(河村友宏監督)の公開初日舞台あいさつが2月22日の「猫の日」に東京都内で行われ、坂本龍馬役の小林ゆうさん、フク役の山下大輝さん、河村監督が登場した。舞台あいさつでは「ねこクイズ」コーナーがあり、「現在はねこの鳴き声は『にゃー』と表現されるが、平安時代はどう表現されていた?」というお題が出された。小林さんは、司会から平安時代のねこの鳴き声を披露するよう“むちゃぶり”され、「まろまろ」と表現し、会場を沸かせた。

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 小林さんは、平安時代のねこの鳴き声について「平安時代ということで、きらびやかで麗しい方が多くて、眉も“てんてん”とされていた。十二ひとえや紫式部さんを皆さんにも想像していただいて、聞いてください」と説明。小林さんが「まろまろ」というと、山下さんも同じ答えを考えていたようで、「(その答えと)思った! こんなかぶり方をすると思わなかった」と驚いていた。

 劇場版では、小林さんが坂本龍馬をはじめ、一人19役を演じていることも話題となっている。小林さんは「私がこのような大役をさせていただいてよろしいんでしょうか、という気持ちでした。テレビシリーズで演じさせていただいてた、ねこさんには一人一人に思い入れがあって、それを劇場版で一気に演じさせていただくのはうれしかった」と思いを語った。劇場版では、同じシーンに小林さんが演じるキャラクターが何人も出てくる場合もあり、河村監督は、「アフレコでは、ゆうさんが居残り勉強状態で、一人で残って収録していた」とエピソードを明かした。

 「ねこねこ日本史」の原作は、「COMICリュエル」(実業之日本社)で配信中のそにしけんじさんの人気マンガ。テレビアニメが2016年4月からNHK・Eテレで放送されている。劇場版は、小学生ねこのフクが、ひょんなことからカラス型タイムマシンのヤッちゃんに乗り込み、さまざまな時代の日本にタイムトラベルし、そこで出会った坂本龍馬と共に冒険を繰り広げる。

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