今週シネマ:2月21、22日公開の映画「スマホを落としただけなのに」続編、「Gのレコンギスタ」「デジモン」「ねこねこ日本史」…話題作続々

映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の一場面 (C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
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映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」の一場面 (C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

 今週公開される映画の注目作をピックアップする「今週シネマ」。2月21日は、俳優の千葉雄大さん主演の「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(中田秀夫監督)、テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版第2部「Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進」(富野由悠季総監督)、アニメやゲームが人気の「デジモン」シリーズの新作劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」(田口智久監督)が公開。2月22日は、劇場版アニメ「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」(河村友宏監督)が公開される。

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 「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」は、北川景子さん主演で2018年に公開された「スマホを落としただけなのに」の続編。主人公の刑事・加賀谷を演じる千葉さんと、前作にも登場し今作では獄中にいる「囚われの殺人鬼」浦野を演じる成田凌さんの緊迫感あふれるやり取りに目を奪われる。3月発売のシングルでの活動をもって「乃木坂46」からの卒業を発表した白石麻衣さんの体当たり演技にも注目だ。

 「ガンダム Gのレコンギスタ」は、「機動戦士ガンダム」誕生35周年記念作品の一つとしてテレビアニメ版が2014年10月~15年3月に放送。地球のエネルギー源を宇宙よりもたらすキャピタル・タワーを守るキャピタル・ガード候補生のベルリ・ゼナムの冒険を描いた。劇場版は、テレビアニメ全26話に新たなカットを追加。全5部作として上映される。第2部「Gのレコンギスタ II ベルリ 撃進」は、軌道エレベーターのキャピタル・タワーが神聖視されているいびつな世界、さまざまな思惑が見えてくる。ウーシァやマックナイフなど新型機が出てきたり、富野総監督が言うところのロボットプロレスを存分に楽しめるのも見どころだ。

 「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」は、「デジモンアドベンチャー」で小学生だった八神太一が大学生になり、“選ばれし子どもたち”が大人になるということを考え、行動する。太一とパートナーデジモンのアグモンの絆も描かれる。「PERSONA3 THE MOVIE」「キノの旅-the Beautiful World- the Animated Series」などの田口さんが監督を務め、「デジモン」シリーズ初代プロデューサーを務めた東映アニメーションの関弘美さんがスーパーバイザーとして参加する。2000~01年に放送されたテレビアニメシリーズ第2弾「デジモンアドベンチャー02」のメインキャラクターが登場することも話題になっている。

 「映画 ねこねこ日本史 ~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」は、歴史上の人物に扮(ふん)するねこが活躍する歴史コメディー「ねこねこ日本史」の劇場版アニメ。小学生ねこのフクは、ひょんなことからカラス型タイムマシンのヤッちゃんに乗り込み、さまざまな時代の日本にタイムトラベル。そこで出会った坂本龍馬と共に冒険を繰り広げる。

 そのほか、直木賞作家の島本理生さんの小説を三島有紀子監督が映画化、夏帆さんと妻夫木聡さん、柄本佑さんらが出演している「Red」、2016年に米国で起こった女性キャスターへのセクハラ騒動の実話をシャーリーズ・セロンさんやニコール・キッドマンさん、マーゴット・ロビーさんの共演で映画化した「スキャンダル」(ジェイ・ローチ監督)、俳優の斎藤工さんが、「齊藤工」名義で企画・原案・撮影・脚本・監督ほかを務めた「COMPLY+-ANCE コンプライアンス」が21日に公開された。

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