六角精児:保育園歌を作詞・作曲「子供たちの歌声にはパワーがある」 ドラマ「名古屋行き最終列車」が縁で

名古屋市中村区の「日比津保育園」で園歌を歌う園児を見守る六角精児さん(奥左)
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名古屋市中村区の「日比津保育園」で園歌を歌う園児を見守る六角精児さん(奥左)

 俳優の六角精児さんが、名古屋市中村区にある「日比津保育園」の園歌を手がけたことが2月29日、明らかになった。作詞・作曲を手がけた六角さんは、今年1月初旬に同園に足を運び、園児たちが大きな声で園歌を歌って練習する様子を見学。満面の笑みで見守り「子供たちの歌声にはパワーがある」と希望と手応えを感じた様子だった。

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 同園は2019年4月に誕生。今回が同園にとって初めての園歌で、六角さんが園歌を手がけるのも初めて。六角さんが2012年から出演しているメ~テレ(同市中区)の人気ドラマシリーズ「名古屋行き最終列車」にボランティアで協力し、六角さんとも懇意にしていた宇都宮正倫園長が、同園の設立にあたり、同作の神道俊浩プロデューサーを通じて制作を依頼した。

 六角さんは子供が歌いやすい音域を意識して作曲。歌詞には同園から見える「新幹線」や、近くを流れる「庄内川」などを取り入れたほか、「手を洗おう」「モリモリ食べて さあ遊ぼう」など、園児にとって身近な言葉をちりばめた。

 六角さんは歌の練習を終えた園児に「みなさん、とっても上手でした。おじさんは、とってもうれしいです! 元気よく歌ってください」と声をかけ、「こういうことをやれる機会がないのでうれしい」としみじみ。「ずっと残るものなので、ちゃんとした人間でないといけないと、ますます自戒する気持ちになった」とジョークを交えつつ、子供たちの姿に「元気で遊んでくれればいい」と目を細めた。

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