清原果耶:映画「砕け散るところを見せてあげる」で石井杏奈のクラスメート役に 井之脇海、松井愛莉、北村匠海も

映画「砕け散るところを見せてあげる」のポスタービジュアル(C)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
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映画「砕け散るところを見せてあげる」のポスタービジュアル(C)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会

 女優の清原果耶さんが、俳優の中川大志さんと石井杏奈さんがダブル主演を務める、映画「砕け散るところを見せてあげる」(SABU監督、5月8日公開)に出演することが3月6日、分かった。清原さんは、石井さん演じる蔵本玻璃をいじめから守ろうとする、正義感の強いクラスメート・尾崎の妹を演じる。

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 同時に井之脇海さん、松井愛莉さん、北村匠海さん、矢田亜希子さん、木野花さん、原田知世さん、堤真一さんの出演も発表。井之脇さんは中川さん演じる濱田清澄の親友・田丸玄悟、松井さんは何かと清澄を気にかけるクラスメート・尾崎の姉を演じる。

 また、北村さんが清澄の息子・真っ赤な嵐を演じるほか、矢田さんは市立病院で働くおしゃべり好きな清澄の母、原田さんは清澄の妻で真っ赤な嵐の母、堤さんは玻璃の父、木野さんは清澄と玻璃を応援する近所のクリーニング屋をそれぞれ演じる。

 さらに、映画のポスタービジュアルも解禁。力強い表情を浮かべる中川さんと、優しいまなざしでほほ笑む石井さんが、「愛には終わりがない」というコピーと共に写し出されている。

  映画は、大学受験を控えた普通の高校3年生で、人よりも正義感が強い濱田清澄(中川さん)と、学年一の嫌われ者・高校1年生の蔵本玻璃(石井さん)の愛の物語を描く。玻璃がいじめを受けている現場をたまたま目撃した清澄は、正義感の強さから彼女を助ける。それをきっかけに、清澄はいじめ問題から玻璃を救おうと試み、次第に玻璃との心の距離も縮まっていくが……というストーリー。

 ◇キャストのコメントは以下の通り(原文のまま)

 ・井之脇海さんのコメント

 SABU監督とはずっとご一緒したかったので、出演が決まった時とてもうれしかったことを覚えています。脚本を読んで、僕も「誰かのヒーローになりたい」と幼いころに思っていたことを思い出しました。相手を救うためなら自分の全てをささぐ覚悟は、とても美しくて心を打たれました。

 僕が演じた田丸は、清澄の一番の親友で理解者です。清澄と玻璃の関係を応援をするのですが、清澄が遠くなってしまうさみしさを感じています。それでも自分の感情を押し殺し、清澄の背中を押し続ける田丸は、「清澄のヒーローになりたかったのではないか」そう思いながら演じました。

 ・清原果耶さんのコメント

 尾崎 妹役で出演させていただきます、清原果耶です。クールビューティーな姉とは正反対の自由奔放でクセのある彼女。優しさは生モノだ、と思えるような言葉選びが魅力的な女の子でした。脚本を読んで彼女と出会った時の衝撃は、これからも腹の底に居座り続ける様な気がしています。とてもエネルギーの強い現場でした。ぜひ公開を楽しみにしてくださると嬉しいです。

 ・松井愛莉さんのコメント

 尾崎 姉を演じました。松井愛莉です。尾崎姉という役はクールで感情が表にでないキャラクターで、今まで演じたことがない役だったのですが、共演者の方々とのお芝居の中で、作品に意味を与えられていたらと思います。

 私は以前原作を読んだことがあったのですが、その時衝撃的な作品だったことが印象に残っており、そんな作品の映画化に参加できてとてもうれしく思います。独特な世界観と目が離せない展開の作品です。ぜひ楽しみにしてください。

 ・北村匠海さんのコメント

 真っ赤な嵐を演じます北村匠海です。主演の大志くん・杏奈さんがとにかくすてきです。本当に素晴らしい作品で、ここに少しでも関われた事が、とても光栄で誇らしい気持ちになりました。SABU監督と2人が織りなす破滅的で美しい物語です。

 ・矢田亜希子さんのコメント

 今回、このお話をいただいた時はまずSABU監督とご一緒できることがうれしかったです。私は、中川大志くん演じる主人公清澄の母親役ということで、高校生にもなる大きな子の母親役は初めてだったのでここまで大きく育ててきた背景をたくさん想像しながら、大志くんを観察したり(笑い)。母と子のシーンでは「さっぱりさばさばお母ちゃん」ですが愛あふれる気持ちいっぱいで演じました。

 ・原田知世さんのコメント

 清澄と玻璃の間には、あまりにも清らかな愛情が満ちあふれていて、人を好きになる気持ちがどれだけ尊いものであるかをあらためて気づかせてくれる。中川大志さんと石井杏奈さんが本当に素晴らしく涙があふれました。この作品に参加できたことをとてもうれしく思っています。

 ・堤真一さんのコメント

 SABU監督との仕事は「DRIVE」(2002年)以来18年ぶりです。久しぶりにご一緒した現場には、何年たっても変わらない監督特有の空気が流れていて、とても居心地が良かったです。この作品に関わって感じたことは、親からの愛情によって子供は自分の存在価値を決めてしまうのかなと。あまりやったことがない役だったので、いろいろ勉強になることも多く、とても良い作品になったと思っています。

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