女優の清野菜名さん、俳優の横浜流星さんダブル主演の連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)で、Mr.ノーコンプライアンスこと佐島源造を演じた佐藤二朗さんがこのほど、クランクアップした。
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最後の撮影は、佐島が娘のあずさ(白石聖さん)と向き合うことを決め、直輝(横浜さん)は自分自身と向き合うことを決めるというシーン。佐藤さんは、花束を持って現れた横浜さんとハグ。神代役の要潤さんと白石さんが見守る中、佐藤さんは清野さんと横浜さんとの共演について「清野も流星も、真っすぐで素直で、気持ちのいい若者」といい、「2人と共演できたことは僕の財産ですし、いつか3人で(お酒を)飲みたいですね」と語った。
ドラマは、清野さん演じる「ミスパンダ」こと川田レン/リコと、横浜さん演じるレンを操る「飼育員さん」こと森島直輝の“最凶バディー”が、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤さん)から依頼を受け、世の中のグレーな事件に白黒をつけるオリジナル作品。最終回は3月15日午後10時半から放送。
ーー第8話で描かれた、直輝が佐島を激しく問い詰めた“8分間の死闘”シーンで、直輝と繰り広げた迫真の演技はいかがでしたか?
勝負どころのシーンでした。尋常じゃない精神状態の2人のシーンですから、流星や監督と何度も話し合いました。
この芝居を「大きい」と感じる人もいるだろうというリスクはありましたが、この作品の世界観にマッチすると思いました。賛否が分かれてしかるべきだし、賛否が分かれて構わないと踏ん切って演じたシーンです。
ーー今作品のダブル主演である清野さんや横浜さんへの思いは?
本当に清野も流星も、真っすぐで素直で、気持ちのいい若者です。2人と共演できたことは僕の財産ですし、いつか3人で(お酒を)飲みたいですね。
ーー父親として、大臣として、時に難しい判断を迫られる、かなり難しい役どころだったと思いますが、演じられていかがでしたでしょうか?
企画の段階で、佐島の結末を聞いていたので、あくまで全話を見ていただくことを前提に演じました。
ーーかなりとがったオリジナル作品。いよいよ最終回ですが、見どころは?
言うまでもなく、原作があり、素晴らしい作品はたくさんあります。ただ、それでもオリジナルでやろうという気概は、一つの価値だと思います。世界にただ一つしかない物語の結末を、ぜひ見届けてください。
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