テセウスの船:竹内涼真&鈴木亮平“父子”がそろってオールアップ 最終回に自信「まさに集大成」

連続ドラマ「テセウスの船」をクランクアップした竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)TBS
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連続ドラマ「テセウスの船」をクランクアップした竹内涼真さん(左)と鈴木亮平さん(C)TBS

 3月22日に最終回を迎える俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)がこのほど、オールアップを迎えた。主人公・田村心役の竹内さん、警察官の父・佐野文吾役の鈴木亮平さんの“父子”はそろってクランクアップし、昨年11月にスタートし、約4カ月におよんだ撮影が終了した。

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 同局のドラマ枠「日曜劇場」での初主演作となった竹内さんは「1話から田村心という人物の人生を本気で演じてきましたが、悔いのないようにやり切れたと自信を持って言えます」と振り返り、「最終回はずっと願ってきた家族の笑顔を守れるのか、父の冤罪(えんざい)を証明できるのか、心にとってまさに集大成だと思っています。家族の愛、そして父さんとの絆がすべて詰まった最終回で、僕たちを苦しめてきた真犯人は誰なのか、その結末が果たしてどうなるのか、楽しみにしていただけるとうれしいです。最後までぜひご覧ください」と最終回に向けて自信に満ちたメッセージを送っている。

 鈴木さんは「こんなに反響のあるドラマに出させていただき、本当にテレビドラマの力はすごいんだなっていうのを改めて思い知りました」といい、「我々キャスト陣を引っ張ってくれた主役・竹内涼真! 責任感の強い男だからいろんな思いを内に秘めてやってきたと思いますが、俺からは一言、よくやった!」と竹内さんを称賛した。

 続けて、「最終話は今までで一番いろんなことが起こります。衝撃の連続ですので、ご覧いただく皆さんを驚かせる準備はできております。一番楽しんで見ていただける回になっておりますので、ぜひテレビの前に家族みんなで集まって、ドキドキしながら1秒たりとも見逃さずに最終回をご覧ください」とアピールした。

 原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガ。主人公の心が31年前にタイムスリップし、父で警察官の文吾が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。最終回は25分拡大版で放送される。

 最終回は、駐在所のワープロから犯行を記した日記が、裏庭からは青酸カリが発見され、文吾は逮捕されてしまった。文吾は一連の事件容疑を認め、自供する。心と和子(榮倉奈々さん)は文吾に「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。すべては黒幕の仕掛けたワナなのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか……。

 そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める。やがて迎える黒幕との対峙(たいじ)。そこで事件の全真相が明らかになる。心と家族の未来はどう変わるのか……という展開となる。最終回は25分拡大版で放送。

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