テセウスの船:“黒幕”登場に視聴者「まさかすぎた!」「お前だったのかー!!」(ネタバレあり)

連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「テセウスの船」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマ「テセウスの船」(TBS系、日曜午後9時)最終話「過去を変えろ!黒幕との最後の対決」が3月22日、25分拡大版で放送された。同話では、加藤みきお(安藤政信さん、柴崎楓雅さん)を操っていた“黒幕”が登場し、SNSでは「お前だったのかー!!」「まさかすぎた!」「意外だった」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。ツイッターでも「#テセウスの船」が世界トレンドの1位に入った。

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 ◇以下、ネタバレあり

 ドラマは、マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。

 最終話では、文吾が駐在所のワープロから犯行を記した日記が、庭から青酸カリが発見され、逮捕された。さらに、文吾は一連の事件容疑を認めて自供し、心と和子(榮倉奈々さん)も文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。そんな中、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。それは、心に究極の選択を迫るものだった。過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意を固める……という展開だった。

 同話の終盤で、田中正志(せいやさん)がナイフで文吾を襲撃し、みきおを操っていたのが正志だと判明。毒きのこが混入したきのこ汁を口にした、徳本卓也(今野浩喜さん)の母親が亡くなった1977年の「音臼村祭」で、文吾が混入の犯人として正志の母親を逮捕したことから、正志と妹を不幸が襲う。夫の義男に捨てられた末、母親は亡くなり、さらに妹が「殺人犯の子」だといじめに遭い自殺したと、文吾への恨みを明かした。

 鬼の形相で文吾への恨みを吐く、せいやさん演じる正志の姿に、視聴者からは「鬼気迫る表情で見事に犯人を演じきった」「せいやの演技力をなめていた」「せいやの演技に見入った」といった声が上がっていた。

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