広瀬すず:時代劇初挑戦で濃姫役 “夫”信長・市川海老蔵は「少し時間が必要」

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今夏放送される特別ドラマ「桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~(仮)」に出演する広瀬すずさん(C)フジテレビ

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが今年5月に十三代目市川團十郎白猿を襲名するのを記念して放送される主演特別ドラマ「桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~(仮)」(フジテレビ系、今夏放送)に、女優の広瀬すずさんが出演することが3月25日、明らかになった。特別ドラマは圧倒的不利といわれた織田軍が今川義元の大軍を打ち破り、信長を一躍戦国時代の覇者に押し上げた一戦「桶狭間の戦い」を描く時代劇。広瀬さんは今作が時代劇初挑戦で、海老蔵さんと共演するのも初めて。

 広瀬さんは、“マムシ”と呼ばれ、周囲に恐れられた美濃の国主・斎藤道三の娘で、織田家との政略結婚で信長に嫁いだ濃姫を演じる。織田家にとって、商人から知力と謀略の限りを尽くし、一国の大名にのし上がった道三は、婚姻関係ができたからといって全く油断ならない存在であり、両家は常に緊張状態。そんな中、濃姫は信長がいかに素晴らしい武将であるか頻繁に文を送るなど、両家の関係に心を砕く優しい女性として描かれる。今作では、濃姫が、実母の愛に飢える信長を優しく包み込む女性、そして本当の信長を理解する唯一無二の存在としても描かれる。

 脚本は、NHKの連続テレビ小説「なつぞら」やNHK大河ドラマ「風林火山」などの大森寿美男さんが担当する。

 広瀬さんはオファーについて「実は、『舞台と時代劇は向いていないかもしれない!』と思っていました(笑い)。『なつぞら』を終えた後に、何か新しいこともやってみたいな、と考えていたので、このタイミングでこのお話がいただけてよかったです」と話し、「(脚本の)大森さんが『なつぞら』の執筆の後、休まずにこの脚本を書かれていたということも聞いて、さらにやってみたいなと思いました」と語っている。

 初共演の海老蔵さんが演じた信長については「信長のことをしっかりと調べたわけではないのでイメージでしかないのですが、海老蔵さんが演じられる信長は、『きっとこういう人だったんだろうなあ』と思わせるようなたたずまいです。つい目で追ってしまうような存在感も、多分共通しているところだと感じました。『絶対、目をそらさないぞ』という気持ちで演じました」と語っている。自身が演じた濃姫には「強くて、でもはかないところは、現代の女性にも共感していただけると思います」と話し、ドラマについては「戦のシーンは私も一視聴者として楽しみにしています」とコメントしている。

 海老蔵さんは広瀬さんとの共演に「役の中ではありますが、広瀬さんのような年の離れた方が “自分の妻”という感覚になるのに少し時間が必要でした。違和感がでるのではないかと思っていたのですが、広瀬さんはしっかりと受け止めてくださり、『ああ、大丈夫なんだ』とすぐに思いました」と話し、「このドラマでは、濃姫は信長の唯一の理解者で、それがすごく救いになっています。そこの描写が良いと思いますし、演じていて、濃姫の前だと信長も自然と素直でいることができたのだなと感じました」と語っている。

 ◇高井一郎プロデューサーのコメント

 今回、40代の海老蔵さんが27歳の信長を演じるので、最初は濃姫役も30代前後の方がバランスがいいのではと考えていて、21歳の広瀬さんはその年齢の条件から想定していなかったのですが、何かのイベントの時に見たドレス姿の広瀬さんは、これまでのイメージとは全く違う大人びた魅力もまとった女性になっていて、「濃姫いた!」と思い、すぐにオファーしました。

 海老蔵さんも見事に若々しい青年信長を演じてくださっているのもありますが、広瀬さんも、ほぼ倍の年の差を全く感じさせない、むしろツーショットのシーンでは、しっかりと夫を包み込む母性、信長の唯一の理解者となろうとする愛情の深さ、芯の強さがきちんと出ていて、画面の中のお二人はすごくお似合いの夫婦になっていました。決して皆さんの期待を裏切ることはないと思います!

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