題名のない音楽会:松尾由美子アナが出産準備で番組卒業 4月18日から武内絵美アナが新MCに

4月18日の放送から「題名のない音楽会」のMCを務める武内絵美アナウンサー(左)と石丸幹二さん=テレビ朝日提供
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4月18日の放送から「題名のない音楽会」のMCを務める武内絵美アナウンサー(左)と石丸幹二さん=テレビ朝日提供

 2015年10月から約5年間、テレビ朝日系の音楽番組「題名のない音楽会」(土曜午前10時)のMCを務めてきた同局の松尾由美子アナウンサーが、出産準備のため4月11日の放送をもって番組を卒業。松尾アナに代わり、4月18日の放送から武内絵美アナウンサーがMCに就任し、石丸幹二さんとタッグを組むことが10日、明らかになった。

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 2000年から4年間、「ミュージックステーション」でアシスタントを務めたこともある武内アナは、「再び音楽番組に携わらせていただける喜びが全身を駆け抜けました」と語り、「3歳と小学3年生の母親でもあるので、背伸びをせずに、時には子供たちと同じ目線で、音楽の楽しさや一体感を伝えられたらと思っています。混沌(こんとん)とした今の状況だからこそ、土曜日の朝に音楽の素晴らしさをお届けするお手伝いができるよう頑張ります」と意気込みを語っている。

 松尾アナのラストとなる11日は、和楽器をテーマに人気企画「女子たちの休日」シリーズを放送。武内アナの初登場となる18日は、音楽家志望者にバイオリニストの葉加瀬太郎さんがアドバイスを送る「本気でプロを目指す! 題名プロ塾~葉加瀬太郎 前編」を放送する。

 ◇武内絵美アナウンサーのコメント

 ――番組のMCに決まったときの気持ちを教えてください。

 「ミュージックステーション」から16年、再び音楽番組に携わらせていただける喜びが全身を駆け抜けました。それと同時に「世界一長寿のクラシック音楽番組」で私は何ができるのだろうかと不安にも駆られました。前任者の松尾アナウンサーには指揮者の旦那様(川瀬賢太郎さん)という心強い味方がいましたし……。

 ――すでに数回収録も終えましたが、いかがでしたか?

 自分の拙さに後悔ばかりです。しかし、日本を代表する方々の演奏や歌を聴くことができて心地よい余韻が体に残っています。また、テレビから流れてくる音楽を耳にして「これはサクソフォンだな」などと楽器単位でイメージするようになりました。サックスからサクソフォンと言うようになったのも番組の影響です。
 
 ――石丸幹二さんの印象はいかがでしたか?

 本来ならば私がサポートしなければいけない立場ですが、常に優しくエスコートしていただいています(笑い)。音楽に関する素朴な質問にも丁寧に答えてくださいます。打ち合わせの合間には、健康や体に関するお話をうかがったりしています。

 ――最後に、意気込みと視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

 3歳と小学3年生の母親でもあるので、背伸びをせずに、時には子供たちと同じ目線で、音楽の楽しさや一体感を伝えられたらと思っています。混沌とした今の状況だからこそ、土曜日の朝に音楽の素晴らしさをお届けするお手伝いができるよう頑張ります。

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