米マーベル・スタジオの最新作「ブラック・ウィドウ」(ケイト・ショートランド監督、11月6日公開)の日本語版吹き替え版で、女優の米倉涼子さんが主人公のブラック・ウィドウの声優を続投することが4月22日、明らかになった。また、ブラック・ウィドウの過去を知る父のアレクセイ=レッド・ガーディアンを大塚明夫さん、母のメリーナを田中敦子さん、妹のエレーナを田村睦心さん、調達屋のメイソンを関智一さんが担当することも発表された。
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映画は、美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれる。スカーレット・ヨハンソンさんが、「アイアンマン2」「アベンジャーズ」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ/エンドゲーム」などに続き、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じる。
米倉さんが同キャラクターの吹き替えを担当するのは、今回で7度目。これまで断片的にしか描かれてこなかったブラック・ウィドウの過去について「これまでアベンジャーズの一員として何度も地球や仲間を救いながら、どこか陰を持つ彼女の過去に何があったのか、予告編などで出てくる“家族”とは誰なのか? 少し違う顔も見せてくれそうなブラック・ウィドウ、心と気合を込めて吹き替えさせていただきます!」と期待を寄せている。
ブラック・ウィドウの過去を知る“家族”と友人は、今作で初登場する。田村さんは謎に包まれているエレーナについて「私が吹き替えをするエレーナというキャラクターは、ちょっぴり生意気で、思ったことをズバッと言う。でも家族を思って涙をためながら訴えていたり、情にもろい人なのかな、と思いました。冷静なブラック・ウィドウの心を動かす人になるのだろうかと期待しています」とコメント。メリーナ役の田中さんは、米倉さんとの共演を「いつもドラマなどで演じていらっしゃるクールでタフで頭脳明晰(めいせき)なイメージが、ブラック・ウィドウに重なる米倉涼子さんと共演できる機会を得られたことは、とても光栄です」と喜んでいる。
自称キャプテン・アメリカの宿敵で、父のアレクセイ=レッド・ガーディアンを担当する大塚さんは「全世界の多くの映画ファンの心をつかんで離さない『アベンジャーズ』シリーズ。登場人物一人一人にそれぞれの物語があり、今作は一番ミステリアスなブラック・ウィドウの過去や家族が明らかに!?」とアピール。ブラック・ウィドウの過去を知る友人であり調達屋のメイソンを担当する関さんは「吹き替えを担当するメイソンは、ブラック・ウィドウの友人としてどのような関わりを持つのか? そしてその関係がどのように影響するのか? さまざまな点で演じるのを楽しみにしております」と語っている。
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