いいね!光源氏くん:“中将”桐山漣が本格登場 光はライバルだけど好き?「味わったことのない新しい感情でした」

NHKの連続ドラマ「いいね!光源氏くん」で中将を演じる桐山漣さん (C)NHK
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NHKの連続ドラマ「いいね!光源氏くん」で中将を演じる桐山漣さん (C)NHK

 俳優の千葉雄大さんと女優の伊藤沙莉さんが出演するNHK連続ドラマ「いいね!光源氏くん」(総合、土曜午後11時半)の第4回「第四絵巻『らいばるにご用心?』」(4月25日放送)から、中将役の桐山漣さんが本格登場する。桐山さんは「中将はヒカル(光源氏、千葉さん)に勝とうと何事にもライバル心を燃やし、張り合おうとします。驚いたことはライバルであっても好きであるということ。僕には味わったことのない新しい感情でした」と明かしている。

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 中将は源氏物語の登場人物で、光の義兄。当初は頭中将だが、のちに三位中将に官位が上がる。周りからちやほやされる光に対抗心を燃やし、光の恋の競争相手になろうとするが良き親友でもある。都落ちした光を励まそうと須磨へむかう途中、異変に遭遇する……。

 桐山さんは「中将はヒカルと同じ平安貴族ですがヒカルより現代になじむのが早かったり、相手の心に敏感だったり、ヒョウ柄が妙に好きだったりと同じ時代の人間でもこうも違うのかと個性や性格の違いを楽しんでもらえるのではないかと思います」と話す。

 さらに「源氏物語の中の人でも人は人。とにかく人としての葛藤や現代での生き様を丁寧に演じさせてもらいました。中将の登場で第四絵巻から物語がさらに加速していきます。お茶の間の皆さまにもゆったりとした気持ちで笑って楽しんでいただければ幸いです」と思いを語っている。

 ドラマは、NHK「よるドラ」の第6弾で、えすとえむさんの同名マンガが原作。「源氏物語」の中で雅(みやび)の世に生きていた平安貴族・光源氏(千葉さん)が、まったく世界観の異なる現代に出現。地味で自信がない今風のこじらせ会社員・藤原沙織(伊藤さん)が、ヒモ同然で住まわせることになる……という“イケメン居候コメディー”。

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