テセウスの船:“真犯人”ツイッターアカウント再始動に視聴者「おかえり!」「怖いよ!」

連続ドラマ「テセウスの船」のポスタービジュアル(C)TBS
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連続ドラマ「テセウスの船」のポスタービジュアル(C)TBS

 今年1月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送された俳優の竹内涼真さん主演の連続ドラマテセウスの船」のアンコール放送「テセウスの船ネタバレSP」が、5月11日午後11時56分からTBSで放送された。1月期の放送中に“真犯人”がひそかに運営していたツイッターアカウント「おじいさんの古い斧(@gfsoldaxe)」が、アンコール放送のスタートと同時に再始動すると、SNSでは「え? ええ?」「怖いよ!」「キタキタキター!!」「おかえり!」といった声が多数上がり、盛り上がりを見せた。

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 ドラマは、週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載された東元俊哉さんの同名マンガが原作。主人公の田村心(竹内さん)が31年前にタイムスリップし、父で警察官の佐野文吾(鈴木亮平さん)が逮捕された「音臼小無差別殺人事件」の謎を追う物語。榮倉奈々さん、上野樹里さんらも出演した。放送時には、真犯人捜しの考察が盛り上がるなどし、3月22日に放送された最終話は、平均視聴率が19.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 アンコール放送の第1話は、文吾が起こした事件の後に生まれた心は、母の和子、姉の鈴と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、人目を気にして笑うことも許されない日々を過ごした。そんな生い立ちがある心は、最愛の妻・由紀から「自分の父親を信じてみて」と言われ、向き合う決意をする。ある日、文吾が逮捕された事件現場・音臼村を訪れた心は、突然、事件直前の1989年へタイムスリップしてしまう……という内容。

 再放送がスタートすると、「おじいさんの古い斧」が「あれから31年。僕の計画は完璧だった。まだ冤罪を訴えているなんて、無駄だよ。」とツイート。さらに、心が1989年にタイムスリップした直後に「田中のおじいちゃんの家で、まさしが話してくれたすごい計画。お楽しみ会のオレンジジュースに毒を入れる。ワクワクする。ちゃんと実験して、慎重に準備しないと。」とつぶやいた。物語が進むにつれ、ワープロに入力された文字の写真や、心に向けて「アイツは誰だ?」といった言葉をツイートした。

 SNSには、視聴者から「もう、あんな計画はやめて!」「心さんがそうはさせないからな!」「めっちゃ、つぶやくじゃん!」「この段階から計画していたの?」といった声も書き込まれていた。

 「テセウスの船ネタバレSP」は、5月11~14日、18~21日は各日午後11時56分から放送中。15、22日は深夜0時20分から放送される(一部地域を除く)。

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