がんばれいわ!!ロボコン:清水ミチコが“キーマン”トルネード婆々に 芋洗坂係長、高橋ユウが中華屋の夫婦役

映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」に出演する(左から)小浦一優さん、清水ミチコさん、高橋ユウさん(C)石森プロ・東映
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映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」に出演する(左から)小浦一優さん、清水ミチコさん、高橋ユウさん(C)石森プロ・東映

 特撮ドラマ「ロボコン」シリーズの約20年ぶりの新作となる映画「がんばれいわ!!ロボコン ウララ~!恋する汁なしタンタンメン!!の巻」(石田秀範監督、7月31日公開)にタレントの清水ミチコさん、芋洗坂係長こと小浦一優さん、モデルの高橋ユウさんが出演することが6月25日、分かった。清水さんは「中華料理の暴走」という謎の事件に巻き込まれる物語のキーマンのトルネード婆々、小浦さんはロボコンが派遣される町の中華屋「全中華」を営む伊東カズオ、高橋さんはカズオの妻・ヨーコをそれぞれ演じる。

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 清水さんは「ロボコン」シリーズについて「昭和の時には、ガンツ先生の点数は今日はよかったとか悪かったとか、そういうことをいいながら歳の離れた弟ととても楽しみに見ていました」と振り返り、「ロボコンのフォルムもすごく好きで、今回オファーが来て、喜んですぐに引き受けました。このような状況の中ですが、スタッフ共々『がんばれいわ』で一丸となって頑張っています。この映画を見ると、必ず『ある物』が食べたくなります! その答えは、ぜひ映画館で確かめてください」とコメントを寄せた。

 新作では、ロボコンは町の中華料理屋で手伝いをするもドジを連発し、それがきっかけで誰も予期しなかった“中華料理”の暴走という令和最大の謎の事件が発生する。空回りばかりのロボコンは、ロボ根性でこの難事件を切り抜けようとする。

 「燃えろ!!ロボコン」を手がけた石田監督と脚本の浦沢義雄さんが再びタッグを組む。斎藤千和さんがロボコンの声優を務め、土屋希乃さんがヒロインのロビンを演じる。江原正士さんがロボット学校の教師・ガンツ先生、鈴村健一さんが謎のキャラクター、汁なしタンタンメンの声優をそれぞれ務める。

 「ロボコン」シリーズは、どんな困難にもくじけないロボコンが、人間社会で繰り広げる“熱血ロボット根性ドラマ”。1974~1977年に第1作「がんばれ!!ロボコン」が放送され、同時期に誕生した「スーパー戦隊」シリーズ、「仮面ライダー」シリーズと共にヒットし、最高視聴率は29.2%を記録した。1999~2000年には、「がんばれ!!ロボコン」のリメーク作「燃えろ!!ロボコン」が放送され、前作を見ていた世代が親となり、親子2世代で楽しめるコメディーロボット作品として人気を集めた。

 ◇小浦一優さんのコメント

 小学生の時にロボコンを見て育ったので、オファーが来た時には「ロボコン? ロボコン!? ロボコン!?」と3回聞きました。それくらい本当にびっくりしたし、ロボコンに関われるということが本当にうれしくて、感激しかなかったです。ロボコンはいつの時代もちょっと忘れかけているような、友情だったり根性だったり、勇気だったりというものを与えてくれると思います。ぜひ劇場で見ていただいて、その気持ちを思い出してもらいたいなと思います。

 ◇高橋ユウさんのコメント

 ロボコンは私が子供の頃にもやっていて、すごく記憶に残っている作品ですし、まさか携われると思っていませんでした。この作品に出ているロボコンもヒロシもママもパパもトルネード婆々も、みんな一生懸命生きています。一生懸命って本当に美しいなと感じる作品です。こういう時代だからこそ、映画を見て笑ったり、頑張っている人を見て勇気をもらうことはとても大事だと思います。私も現場にいてすごくパワーをもらったので、この映画を見て、世界が、皆が元気になればいいなと思います。

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