VR能 攻殻機動隊:動画公開 攻殻の世界をリアルに体験 ありえないイリュージョンも

「VR能 攻殻機動隊」のビジュアル(C)士郎正宗・講談社/VR能 攻殻機動隊製作委員会
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「VR能 攻殻機動隊」のビジュアル(C)士郎正宗・講談社/VR能 攻殻機動隊製作委員会

 士郎正宗さんのマンガ「攻殻機動隊」の能舞台「VR能 攻殻機動隊」のPR動画が7月3日、公開された。キャスト、スタッフのコメントが紹介され、脚本を手がけた藤咲淳一さんは「攻殻(機動隊)の世界をリアルに体験すると、もしかしたらこれが一番近いかもしれない」と太鼓判を押した。VR技術を監修した東京大の稲見昌彦教授は「熱光化学迷彩を“ゴーストグラム”と名付けました」と語り、能楽師の坂口貴信さんは「ありえないイリュージョン的な演出が隠されている」と明かした。

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 VR能は、VRメガネなしで仮想現実空間を再現する能舞台。「VR能 攻殻機動隊」は、舞台「ペルソナ」シリーズや舞台版「攻殻機動隊ARISE」などの奥秀太郎さんが演出を手がける。8月22、23日に世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)で上演。

 「攻殻機動隊」は、近未来の電脳化社会を舞台に、架空の公安組織の活躍を描いたマンガで、1989年から展開されている人気シリーズ。押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」のほか、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズ、「攻殻機動隊 ARISE」シリーズなどが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソンさん主演で実写化した2017年公開のハリウッド映画版も話題になった。新作アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」が動画配信サイト「Netflix(ネットフリックス)」で配信中。

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