庄司浩平:キラメイジャー追加戦士は高身長イケメン クリスタリア宝路役「いい意味で裏切りたい」

「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイシルバー/クリスタリア宝路を演じる庄司浩平さん
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「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイシルバー/クリスタリア宝路を演じる庄司浩平さん

 特撮ドラマ「スーパー戦隊」シリーズの第44作「魔進(マシン)戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の新キャラクター・キラメイシルバー/クリスタリア宝路(たかみち)を演じている庄司浩平さん。現在20歳の庄司さんは、すらりと伸びた手足が目を引く高身長(185センチ)イケメンだ。“追加戦士”として、今作で俳優デビューを飾るが、「期待をいい意味で裏切りたい」と意気込む庄司さんに話を聞いた。

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 クリスタリア宝路は、パワーあふれる攻撃を繰り出す銀の戦士。陽気で豪快な性格で、直感で動くタイプのパワフルなキャラクターとなる。キラメイシルバーに変身後は、キラキラと輝くシルバーのスーツに身を包み、「シャイニ―ブレイカー」というドリル形武器で戦う。「ワンダーキュート!」「ワンダーサンキュー!」など、「ワンダー」を付けて話すのが特徴。クリスタリア宝路という名前には、キラメイジャーの敵であるヨドン軍に侵略された宝石の国「クリスタリア」が入っており、謎多き人物でもある……。

 今回オーディションで役を射止めた庄司さん。3月半ばにクランクインし、途中、中断を挟みつつ、6月頭からから再びクリスタリア宝路として撮影に挑んでいる。手応えを聞くと、「今も手探りの状態」と答えつつ、「周りのキャストの方を見て何かを吸収するっていう段階にはまだ到達できてないのですが、少しずつ自分がやってもいいことの幅は分かってきたので、監督やカメラマンの方に、次はこういうことをやってみたいって、直接伝えられるようにはなってきました」と変化を明かす。

 具体的には宝路のおちゃらけた部分を誇張した芝居で、「普通に走るシーンでも動きをより派手にやってみたり、お風呂でふざけてみたり、のぼせてみたり(笑い)、台本には元々なかったのですが、僕の提案が通って実現しました。今は自分自身が宝路のキャラクターに乗っかりながら、役を作り上げてきている段階。その中で遊びを加える余裕が多少は出てきたのかなと思っています」とうれしそうに話している。

 追加戦士としては「僕自身、戦隊に詳しくなかったので明確なイメージは持てていなかったのですが、大まかな感じでは、話の流れを変える役割を担うキャラクター。今回の宝路も、深くストーリーに関わってくるバックグラウンドの持ち主でもあるので、『キラメイジャー』という作品の魅力を、また別の形で見せられたらいいなって思っています」と使命感をのぞかせる。

 初挑戦となった演技については、「常にカメラを向けられた状態で何かをするということは普段の生活で絶対にないですし、その中で演技をするって想像以上にタフなことなんだなって実感しています。身体的疲労というよりも、終わったあと体が重くなるような精神的疲労を最初の方にすごく感じて……」としながらも、「アフレコもそうなのですが、慣れないことだらけで、やっぱり難しいとは感じていますが、やること全てが僕にとって初めてのことなので、失敗ももちろんありますけど、楽しんでやれたらなって思っています」と前向きに捉えている様子だった。

 実はこの春から「視野を広げよう」と海外留学を予定していたといい、それ以前も中学・高校の頃はバスケットボールに打ち込み、「恋愛もしてこなかった」と明かす庄司さん。戦隊シリーズへの出演、そして俳優デビューについて改めて聞くと、「知らなかった世界に足を踏み入れることはとても怖いことでもあるのですが、新しいものを目にして、直接肌で感じられるのはうれしいし、楽しいです」と充実感をにじませ、「今後はどうであれ、いい経験として人生に生かすことができたらなと思っています」と語っていた。

 「魔進戦隊キラメイジャー」は、スーパー戦隊シリーズの第44作。「宝石」と「乗り物」がモチーフで、不思議なパワーを秘めた美しい宝石キラメイストーンに選ばれた戦士たちが、人々から希望や輝きを奪おうとする闇の軍団と戦う。

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