ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
藤子・F・不二雄さん原作の人気マンガ「ドラえもん」を3DCG化した劇場版アニメの続編「STAND BY ME ドラえもん 2」で、俳優の妻夫木聡さんが前作に続き、大人になったのび太(大人のび太)の声優を務めることが7月27日、明らかになった。女優の宮本信子さんが、のび太のおばあちゃんの声優を務めることも発表された。
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続編は、原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、オリジナル要素を加えて再構築したストーリーが展開する。のび太としずかの結婚を巡るラブストーリーが描かれた前作に続く物語が描かれる。
予告編、ティザーポスターも公開された。予告編では、おばあちゃんの「のびちゃんのお嫁さんをひと目見たくなっちゃった」という願いをかなえるため、ドラえもんとのび太がタイムマシンに乗り込み、しずかとの結婚式当日へ出発する様子が描かれる。しかし、結婚式開始間近になっても大人のび太は会場に現れず……という内容。
ティザーポスターは、鈴が付いたチョウネクタイが飾られた「2」の文字からドラえもんが顔を出す姿、クマのぬいぐるみが描かれ、「誰もが知っているあの二人が、ついに結婚する。」というコピーが添えられている。
妻夫木さんは「のび太くんとはCMでの撮影でご一緒してから、勝手に縁を感じさせていただいています。ドラえもんは僕たち日本人にとって切っても切り離せない国民的なマンガです。その中でのび太くんを演じさせていただけることをいつも誇りに思います」とコメント。
「『おばあちゃんの思い出』はドラえもんの中でも最も好きなお話」といい、「今回の『STAND BY ME ドラえもん 2』も涙なしには見られません。おばあちゃんののび太を信じる無償の愛に、そして、のび太の諦めない心と思いやりの心に涙しました。その希望に満ちあふれた涙を体感しにぜひ、劇場にお越しください」と語った。
宮本さんは「あの“のび太”のおばあちゃん役なんて、とても楽しそう!と、ワクワクしました。それに昔、伊丹組の映画『大病人』の現場で、山崎(貴)さんが走り回っている姿をよく拝見していたんです。そのあと素晴らしい映画監督になられて、いつかお会いできるのを楽しみにしていたので、今回お話をいただいた時はうれしかったですね」と明かした。
「原作の『おばあちゃんのおもいで』を拝読しまして、お年寄りにはお年寄りの役目があるというか、年を重ねたからこそ分かる思い、というのを感じました。『おばあちゃんは、ここで待ってるから』というせりふがあるのですが、私が一番好きなせりふです」と話し、「『ドラえもん』を見ている子供たちが、笑ったり、感動したりする声を、早く劇場で聞きたい!」と語った。
前作「STAND BY ME ドラえもん」は、藤子・F・不二雄さん生誕80周年記念作品として、「ドラえもん」史上初の3DCGアニメとして公開され、興行収入約83億8000万円を記録。世界中で公開され、全世界興行収入が100億円を突破するなどヒットを記録した。
続編は、前作と同じく山崎さんが脚本・監督、八木竜一さんが監督を務める。
ようやく皆様に発表できてうれしく思います。本作では前作に引き続き、大人になったのび太を妻夫木聡さんに、またのび太のおばあちゃんを宮本信子さんに演じていただきました。実は、プレスコ収録をしたのがお二人とも1年ほど前の2019年4月下旬でしたので、本当に「ようやく」です。
収録前に妻夫木さんから、「少しゆっくりめにしゃべって、のんびりとした雰囲気を出したい」と提案があり、情けなくも愛嬌(あいきょう)のある、どこかけなげな「大人のび太」になりました。今回の大人のび太は、セリフの量が前作の10倍以上あり、ご本人的にも相当プレッシャーだったのではないかと思いますが、終わった時に「いやあ、とても楽しかった」と言ってくださったのが印象深かったです。
宮本さんには、おばあちゃんを最大級の優しさで表現していただきました。おばあちゃんには、どんな時でもニコニコとして、ちょっとやそっとでは動じない強さと、命のはかなさがあります。宮本さんは収録時に、朗らかで深い温かさを、そして後数年したら亡くなってしまうはかなさまでも声に込めてくれました。本当に見事な「おばあちゃん」でした。僕らは、そのように録(と)られた声を頼りにコツコツとアニメを作っているわけです。確実に前作よりいい画が出来上がりつつあります。皆様、どうぞご期待ください!
今回、大人のび太は前回に比べるとかなり話の中心を担う重要なキャラクターになります。ですから演じていただく妻夫木さんは、量はもちろん、かなり繊細な演技を大量に要求されて大変だったのではないかと思います。一見フニャフニャしつつ、しずかちゃんの結婚相手としての“そこはかとない魅力”をいいあんばいに出してくれたと思います。これって妻夫木さんにしかできない特殊能力だと思います。だってあのダメダメな大人のび太が段々格好よく見えてくるんですよ!
そして今回念願の宮本さんとの仕事もできました。僕は伊丹組育ちなんです。随分たくさんの伊丹監督作品でVFXの仕事をさせてもらいましたが、そこでいつもニコニコとあいさつしてくれた宮本さんとまた作品の現場でお目にかかることができたのは望外の喜びでした。
お芝居は当たり前のように素晴らしく、のび太のおばあちゃんの柔らかさやその後ろにある芯の強さみたいなものまで表現してくださって、逆に僕らが、ああ、おばあちゃんはこういう人なんだと教えてもらったような気がします。お二人にそれぞれの役を引き受けていただいて、今回の「STAND BY ME ドラえもん 2」はぐっと艶を増したと思います。楽しみにしていてください。
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2024年11月22日 04:00時点
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