ウルトラマン:桜井浩子、古谷敏がスペシウム光線! 「ウルトラマンに来年また入りたい」

展覧会「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」の会見に登場した桜井浩子さん(左)と古谷敏さん
1 / 10
展覧会「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」の会見に登場した桜井浩子さん(左)と古谷敏さん

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの展覧会「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」の内覧会が9月4日に行われ、会見に「ウルトラマン」でフジ・アキコ隊員を演じた桜井浩子さん、ウルトラマン初代スーツアクターで、「ウルトラセブン」でアマギ隊員を演じた古谷敏さんが登場した。古谷さんは「ニューコロナ星人に負けないように頑張っていきましょう」と呼びかけ、桜井さんと共にスペシウム光線のポーズを披露した。

ウナギノボリ

 展覧会を見たという桜井さんは「私の写真も展示されていて、芸術的な展示でした」と語った。会見では、古谷さんの型のウルトラマンが展示され、「来年また(ウルトラマンに)入りたいと思っている。それまでにこの型に合うようにしなければ」と話し、会場を盛り上げた。

 古谷さんは、特撮への思いを聞かれ、「特撮に関わった人として、今回ここに呼ばれました。特撮というのは、まず夢が必要。ここまで55年、これだけ世界の方に目標とされるすてきなウルトラマンを育ててくれたのは、特撮ファンの方、撮影に携わってくれた方のおかげ。それから、会社が大変な危機もありましたが、ずっと持続してくれた円谷プロダクションのおかげです」と語った。

 会見では、桜井さんが宇宙人にフジ隊員が巨大化させられたエピソードを引き合いに「この会見は特撮の人しか来ちゃいけないの? きょうは巨大フジとして呼んだの?」と話すと、古谷さんが「大女で特撮を闊歩(かっぽ)した方ですから」と返し、笑いを誘う一幕もあった。

 「特撮のDNA」は特撮をテーマにした展覧会。これまでゴジラ、ガメラをテーマに開催され、累計13万人以上を動員した。「特撮のDNA―ウルトラマン Genealogy」は、「ウルトラマンシリーズの系譜」がテーマで、昭和、平成、令和の歴代ウルトラマンが集結する。「ウルトラマン」シリーズだけでなく、ほかの円谷プロ作品も紹介する。ヒーローのグリーティングや、シリーズのキャストによるトークショーも開催され、限定アイテムの販売も予定している。9月5日~10月18日に東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区)で開催。

写真を見る全 10 枚

アニメ 最新記事