半沢直樹:“半沢”堺雅人の「3人まとめて……」 “3人目”の考察が激化

連続ドラマ「半沢直樹」第9話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「半沢直樹」第9話のワンシーン(C)TBS

 9月13日放送の第8話で平均視聴率(世帯)は25.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と番組最高を更新し、ますます盛り上がりを見せている俳優の堺雅人さん主演の連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系、日曜午後9時)。同話のラストで流れた第9話(20日放送)の予告映像で、半沢(堺さん)が、鬼気迫る表情で「3人まとめて……」と言い放つシーンがあり、SNSでは「3人が気になる!」「3人って誰?」「最後の1人が分からない…」と話題になった。さらに、“大和田”役の香川照之さんが「一体どの3人に対してなのでしょうか?」と、自身の公式ツイッターに投稿したことから、考察が激化している。第9話の放送前に、その考察をまとめてみた。

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 第8話では、半沢(堺さん)が、合併前の旧東京第一銀行が箕部幹事長(柄本明さん)に貸し出した20億円の融資の実態を探った。一方、半沢と手を組んだ大和田は、箕部幹事長とつながりのある紀本常務(段田安則さん)を追い落とそうと躍起になっていた。しかし、箕部幹事長に、自死した牧野元副頭取(山本亨さん)が不正な金を受け取っていた証拠を突きつけられ、2人は手を引くことを余儀なくされる……という展開だった。

 第9話の予告映像では、半沢が「あなたたちが牧野さんを殺したんだ!」「やられたらやり返す、倍……。いや……」と声を張り上げる姿のほか、大和田が半沢に、土下座を強いようとするシーンなどが収められている。そのラストが「3人まとめて……」と語る姿になっている。

 現在のところ、半沢の前に立ち塞がる敵として名前が挙がるのは、箕部幹事長、箕部幹事長が肩入れする白井亜希子大臣(江口のりこさん)、政府直属の帝国航空・再建チーム「タスクフォース」をまとめる弁護士・乃原正太(筒井道隆さん)、箕部幹事長を長年支えてきた白井大臣の秘書・笠松茂樹(児嶋一哉さん)、そして、半沢と大和田の上司である紀本常務だ。

 SNSでは、箕部幹事長と紀本常務の名前が多く、“3人目”の予想が割れており、残り一人として、白井大臣、乃原を挙げている人が多い。また、今作は池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズの「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」を実写化しているが、原作にはない大和田がオリジナルキャラとして登場しているなど、ドラマならではのストーリーが展開しており、視聴者からは中野渡頭取(北大路欣也さん)、大和田の名前を挙げる人もいて、考察が激化している。

 その一方で、「タスクフォース」が打ち出した債権放棄案の一件で失敗した白井大臣、半沢の銀行員としての力を認めている笠松が箕部幹事長を裏切って「仲間になったら面白い!」と、“超展開”を予想する視聴者がいたり、“3人”にちなんだ“大喜利合戦”が盛り上がったりとSNSは大いににぎわっている。第9話の放送を待ち望む、視聴者の熱が上がっている様子だ。

 第9話は、黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手がかりに、半沢が、箕部幹事長の政治基盤となっている伊勢志摩に飛ぶ……という展開。“3人目”の正体は一体、誰なのか。ひとときも目が離せない。

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