小西桜子:齋藤飛鳥の熱演に圧倒され、大いなる刺激も! 実写「映像研」で大・生徒会長役

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映画「映像研には手を出すな!」で「大・生徒会」の生徒会長・道頓堀透を演じた小西桜子さん

 大童澄瞳(おおわら・すみと)さんの人気マンガを実写化した映画「映像研には手を出すな!」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督)に出演している女優の小西桜子さん。当初の予定から4カ月遅れで、ついにお披露目となった同作では、「大・生徒会」の生徒会長の道頓堀透を演じている。三池崇史監督の映画「初恋」でヒロインに抜てきされ、注目を集めた小西さんは、4~5月に放送されたドラマ版に続いての登場。映像研を追い詰める側の大・生徒会のおさでありながら、主人公・浅草みどり役の齋藤飛鳥さんの熱演に「圧倒されました」と明かす小西さんに、作品や役どころについて語ってもらった。

 ◇真面目一直線もたまにポンコツな道頓堀 どうすれば面白く見えるのか…

 「映像研には手を出すな!」は、自分の考える“最強の世界”をアニメで作り上げることが夢の浅草みどり、アニメーター志望でカリスマ読者モデルの水崎ツバメ、プロデューサー気質の金森さやかが、映像研究同好会、通称“映像研”を立ち上げ、アニメ制作に打ち込む姿を描いている。メインキャストをアイドルグループ「乃木坂46」の齋藤飛鳥さん、山下美月さん、梅澤美波さんが務め、齋藤さんが浅草氏、山下さんが水崎氏、梅澤さんが金森氏を演じている。

 ことあるごとに映像研の前に立ち塞がろうとするも、なぜか出し抜かれてしまう「大・生徒会」の象徴のような、どこか抜けているキャラクターの道頓堀を演じきってみせた小西さん。「今までの作品とは比べものにならないくらい、使い慣れていない単語がたくさん出てきたし、映像研に強く言わなくてはいけない場面でのせりふ回しの難しさもありました。道頓堀自身は真面目一直線みたいなキャラクターで。たまに出るポンコツさや可愛らしさとの“落差”が、どうすれば面白く見えるのかを考えながら演じていました」と振り返る。

 一方で、「英監督には自由にやっちゃっていいよって言っていただけて、すごくお芝居しやすい現場を作ってくださった」と感謝。「英監督の作品って本当にキャストが生き生きしていて、その中にいると自分もやらなくちゃって自然とやる気が出る。撮影では途中でカットをかけることが少なくて、長回しすることも多かったので、緊張感もあるし、その分、感情の流れも自然と出やすかったです」と明かす。

 また、小西さんがクランクインした日の最初の撮影は、ドラマ版の最終回で、映画にもつながる「予算審議委員会」のシーンだったという。「浅草が大・生徒会を前に感情を爆発させるシーンで、(役を演じる)齋藤さんがカメラが回っていない段階から全力で、涙を流しながら演じているのを見て、すごいなって思いました。あのシーンはせりふも長くて、独壇場といった感じで、そんな齋藤さんに圧倒されてしまって。自分の気も引き締まったし、本当に刺激を受けて、皆さんの作品に懸ける思いをひしひしと感じました」と撮影エピソードを語った。

 ◇映画は本当にカオス!? 女優として、ものづくりの楽しさ日々実感

 原作含め「映像研」には、「好きなものに向かっていく熱量やものづくりの楽しさ、醍醐味(だいごみ)が丁寧に描かれている」とし、完成した映画についても「たくさんの部活、同好会が出てきて、本当にカオスというか。変なこだわりを持った変わった人ばかりが出てくるので、そこは面白いなって思いますし、誰かしらに共感できるんじゃないか」と笑顔で話す小西さん。

 小西さんも女優として、ものづくりの楽しさを日々感じているといい、「役を演じるってことはいろいろな人の人生を疑似体験するのと同じ。普通に生きているだけでは気づけなかったこと、知らなかった感情を知ることができる。役から自分にフィードバックされて、一人の人間としても成長できるというのも、このお仕事の魅力の一つだと思います」と持論を披露。

 今後に向けては「具体的な目標を決めず、形にもとらわれず、今は一つ一つ目の前の役を思いを込めて演じていきたい。もし、それが誰かの心に届いて、何かを残すことができたらうれしいですし、そう心がけながら今後も続けていけたらなって思っています」と目を輝かせていた。

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