尾上松也:映画初主演作でエリートバンカーに ももクロ百田夏菜子がヒロイン

映画「すくってごらん」主演の尾上松也さん(左)とヒロイン役の百田夏菜子さん(C)2020 映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社
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映画「すくってごらん」主演の尾上松也さん(左)とヒロイン役の百田夏菜子さん(C)2020 映画「すくってごらん」製作委員会 (C)大谷紀子/講談社

 歌舞伎俳優の尾上松也さんが、映画「すくってごらん」(真壁幸紀監督、2021年3月公開)で映画初主演を務めることが10月14日、明らかになった。連続ドラマ「半沢直樹」(TBS系)で、IT社長の瀬名洋介を演じて話題になった尾上さんだが、本作では元エリート銀行員(バンカー)の香芝誠を演じる。また、香芝が一目ぼれする美女・生駒吉乃役として、「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんが初のヒロイン役を務める。

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 映画は、「このマンガがすごい!」にもランクインした大谷紀子さんの同名マンガ(講談社)が原作。思い描いていた順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、荒んだ気持ちを抱えて左遷の地にやってきた、プライドは高いがネガティブな男・香芝誠が、金魚すくいやそれを取り巻く人々と出会い、成長していく物語。

 松也さんは「オファーをいただいたとき、金魚すくいのお話ということと、マンガを映画にするにあたってのアプローチの仕方が想像もつかない、なんて無茶なことをしようとしているんだと。ぜひ一緒にチャレンジしたいと思いました。出来上がったものを見たら、案の定ぶっとんだものになっていて、初主演のプレッシャーもありましたが、改めて出演してよかったと思いました」とコメント。

 また百田さんは「台本をどんなに読み込んでも想像し切れなかった部分がたくさんあって、撮影中もどうなるんだろうと思っていましたが、吹き出してしまうようなシーンもいくつかあって、すごくおもしろい純粋に楽しい作品になりました。日本の良さや日本らしさがたくさん詰まっていて、日本人でよかったと思える瞬間もある映画です。そして、初ヒロインのほかにも、私にとって初めての挑戦もたくさん詰まっています」とアピールしている。

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