ボクの穴、彼の穴。The Enemy:宮沢氷魚&大鶴佐助が“見えない敵”と闘う 2人芝居の舞台がWOWOWで11月28日放送

舞台「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」のメインビジュアル=WOWOW提供
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舞台「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」のメインビジュアル=WOWOW提供

 俳優の宮沢氷魚さん、大鶴佐助さん出演で、9月17~23日に東京芸術劇場プレイハウス(東京都豊島区)で上演された舞台「ボクの穴、彼の穴。The Enemy」が、WOWOWライブで11月28日午後7時から放送される。番組では9月21日に行われた公演の模様を放送する。

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 本作は、松尾スズキさんが初翻訳を手がけた絵本を基に、ノゾエ征爾さんが翻案、脚本、演出を手掛け舞台化。戦場に掘られた“二つの穴”にそれぞれ取り残された2人の兵士たちの物語で、戦争が始まった日に渡された「殺さないと殺される」と記された“戦争マニュアル”の力に操られ、“見えない敵”への疑心暗鬼にさいなまれていく……という物語。

 宮沢さんは、本作について「自粛期間を経て、孤独を感じたみんなが人ごととは思わず受け入れ、感じることができる。だからこそ、この作品を2020年にやるのはすごく意味があると思います」とコメント。大鶴さんは「このご時世、誰のせいでもないけど、自分が怖いから疑心暗鬼になる。この舞台では、最後は“そうじゃない”って気づける希望がある作品です」と話している。

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